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トラックビューは、プロジェクトの作成、表示、作業に使用するメインのウィンドウです。プロジェクトファイルを開くと、そのプロジェクトのトラックビューが表示されます。トラックビューを閉じると、該当するプロジェクトのファイルが閉じられます。
トラックビューは、上部のメニューバー、ナビゲーター表示部、ビデオサムネイル表示部、トラック表示部、インスペクタ表示部、クリップ表示部、バス表示部、ブラウザ表示部、およびMultiDockで構成されます。
A:コントロールバー B:インスペクタ表示部 C:トラック表示部 D:クリップ表示部 E:ビデオサムネイル表示部 
F:ブラウザ G:MultiDock
トラック表示部には、各トラックの初期設定が表示され、それらは変更することもできます。カレントトラックを変更するにはマウスまたはキーボードを使ってハイライトを移動させます。
表 11.  
クリップ表示部には、タイムルーラと呼ばれる水平の時間軸に沿ってプロジェクトのクリップが表示され、プロジェクトがどのように構成されているかを視覚的に確認することができます。これを見るとプロジェクトがどのように構成されているのかが一目でわかります。クリップ表示部では、クリップの選択、移動、切り取り、コピーが行え、プロジェクトのアレンジを行うことができます。
バス表示部には、プロジェクトのバスと、編集ビューがタブ表示されます。バス表示部の表示/非表示ボタンをクリックすると、トラックビューの下部でバス表示部の表示/非表示を切り替えることができます。
ナビゲーター表示部にはプロジェクトの全体が表示され、プロジェクトの概要を把握することができます。ナビゲーター表示部にはプロジェクトのすべてのトラックが表示されます。
A:インスペクタのドッキング解除 B:クリッププロパティインスペクタの表示/非表示 
C:トラックプロパティインスペクタの表示/非表示 D:ProChannelの表示/非表示 E:プロパティインスペクタの表示領域 F:トラックインスペクタの表示領域 G:トラックインスペクタの表示/非表示/設定 H:セクションヘッダーバー(クリックしてコントロールを表示) I:オーディオアウトプットまたはMIDI設定の表示(インストゥルメントトラックのみ)
*
トラックインスペクタ現在のトラック、バス、またはメインのミックス設定を表示します。基本的にはコンソールビューの単一ストリップと同じです。MIDIトラックとインストゥルメントトラックでは、高度なMIDI設定も使用できます。詳細については、トラックインスペクタの概要を参照してください。
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プロパティインスペクタ選択したトラックやクリップのプロパティを表示します。詳細については、プロパティインスペクタの概要を参照してください。プロパティインスペクタには、2つのモードがあります。
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クリップ:クリッププロパティインスペクタは、現在選択されているクリップの設定を表示します。詳細については、プロパティインスペクタ > クリップのプロパティを参照してください。
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トラック:トラックプロパティインスペクタでは、トラック名を入力し、オーディオトラックのAudioSnapレンダリングの設定やクリップのデフォルトの色を指定し、説明を入力することができます。詳細については、プロパティインスペクタ > トラックのプロパティを参照してください。
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ProChannel(Platinumのみ):1つのプロセッサにコンプレッサー、イコライゼーション、Tube Saturationモデルを組み込みます。ProChannelは、各オーディオトラック、インストゥルメントトラック、およびバスで使用できます。詳細については、ProChannel(PlatinumおよびProfessionalのみ)を参照してください。
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ミックスストリップ(ArtistおよびHome Studioのみ):ミックスストリップは、1つのプロセッサでイコライゼーション、サチュレーション、ボリュームマキシマイザー、リバーブを実現します。ミックスストリップは、各オーディオトラック、インストゥルメントトラック、およびバスで利用できます。詳細については、ミックスストリップ(ArtistおよびHome Studioのみ)を参照してください。
コントロールバーは複数のモジュールで構成され、モジュールごとに関連するコントロールがまとめられています。モジュールは、並べ替えて個別に表示/非表示にすることで、最もよく使う機能だけを表示できます。初期設定では、コントロールバーはSONARの画面の最上部に固定して表示されますが、これを解除してフローティング表示にしたり、最下部に固定して表示することもできます。
コンソールビューは、トラックのサウンドをミキシングして、プロジェクトの最終ミックスを作成するのに適したウィンドウです。トラックビューにもほぼ同等のパラメータが表示されますが、コンソールビューの方がよりミキシング作業に適したインターフェースになっています。コンソールビューでは、トラック間のボリューム、パンを調整したり、プラグインエフェクトの設定が行えます。
A:コンソールビューメニュー B:ProChannel(Platinumのみ) C:表示部の境界線 D:トラックのチャンネルストリップ E:バスのチャンネルストリップ F:ハードウェア出力のチャンネルストリップ
SONARには、各種の作業に応じたビューがあります。これらのビューを表示するには、表示メニューから希望のビューを選択するか、ビューのキーボードショートカットを押します。
ピアノロールビューは、MIDIトラックのノート情報をピアノロール形式で表示します。ノートの移動、長さの変更、ピッチの変更がマウスのドラッグ操作で簡単に行えます。また、MIDIのベロシティ、コントローラや各種の情報を表示、編集することができます。ピアノロールビューにはドラムエディタの機能もあり、1つのトラックで複数のドラムモジュールを鳴らすこともできます。詳細については、ピアノロールビューを参照してください。
A:ピアノロールビューメニュー B:キー/ピッチ表示部 C:ノート表示部
A:譜面ビューメニュー B:ズームイン/ズームアウト C:譜面表示部 D:エディットツール E:タイムとピッチのロケーター F:トラックリスト表示部 G:フレットボード表示部
図47. ブラウザ
A:メディアブラウザ B:プラグインブラウザ C:ノートブラウザ
表 12.  
A:クリップ表示部を垂直方向にズームアウト B:クリップ表示部の垂直ズームフェーダー C:クリップ表示部を垂直方向にズームイン D:バス表示部を垂直方向にズームアウト E:バス表示部の垂直ズームフェーダー F:バス表示部を垂直方向にズームイン G:水平方向にズームイン H:水平ズームフェーダー I:水平方向にズームアウト
表 13.  
表 14.  
次のいずれかを実行します。
*
トラックビューの表示メニューをクリックし、トラックオートズームを選択します。
2.
次のいずれかを実行します。
コンソールビューを除く編集ビューのMultiDockへドッキングオプションをオンにすると、MultiDockにドッキング表示させることができます。複数のビューを表示する場合は、タブ(またはCtrl+Shift+左右矢印キー)でビューを切り替えることができます。細かな作業をする場合でも、ドッキングされたビューを全画面表示させることができます。
図50. MultiDock
A:ドッキングされた各ウィンドウのタブ B:タブの右側をクリックし、画面の下部から他の場所にMultiDockをドラッグするとドッキングが解除される C:MultiDockのドッキング解除および折りたたむ/展開する
ビューをロックするには、次のいずれかを実行します。
1.
編集 > 環境設定を選択して環境設定ダイアログを開き、キーボードショートカットを選択します。
2.
3.
バインドするキーを選んだら、バインド対象欄でグローバルを選択します。
4.
機能のリストの下の方にあるウィンドウの透過をクリックして選択し、続けてバインドボタンをクリックします。
5.
キーと機能が黒い線で結ばれ、バインドされたことを示します。必要なら、すべてのプラグインを透過コマンドにも、同様にキーをバインドしてください。
6.
OKをクリックしてダイアログを閉じます。
1.
編集 > 環境設定コマンドを実行して環境設定ダイアログを開き、カスタマイズ > 表示をクリックし、透過を有効にするチェックボックスをオンにします。
2.
ピアノロールビューを透過にするときは、ビューをフローティングにします。ピアノロールビュー左上のアイコンをクリックし、表示されたメニューからフローティングを実行します。メニューにフローティング解除と表示される場合は、すでにフローティングの状態です。
1.
編集 > 環境設定コマンドを実行して環境設定ダイアログを開き、カスタマイズ > 表示をクリックします。
*
透過を有効にする:ウィンドウ透過機能を使うときにオンにします。
*
不透明度:+/-ボタンをクリックするか、値を入力して、透過状態の不透明度を調節します。
*
フェードアウトタイム:+/-ボタンをクリックするか、値を入力して、透過するときにかかる時間を指定します。
*
フェードインタイム:+/-ボタンをクリックするか、値を入力して、透過状態から復帰するときにかかる時間を指定します。
3.
OKをクリックしてダイアログを閉じます。
1.
ユーティリティ > Cakewalk Plug-in Managerをクリックして、プラグインマネージャを開きます。
2.
プラグインの種類ウィンドウで、除外するプラグインの種類を選択します。
3.
登録済みのプラグインのリストから、プラグインを選択します。
5.
VST、VSTiの場合は、VST IDの文字列をコピーします。
6.
7.
SONARのプログラムフォルダにあるxrayexclude.iniを開きます(メモ帳を使います)。
8.
ファイルの最後にある[EffectProps View]セクションまでスクロールします。
9.
任意のプラグインの透過機能をオフにするときは、[EffectProps View]セクションに以下のエントリを追加します。
たとえば、[EffectProps View]セクションの最後のエントリが以下のようになっている場合、; Waves SSL EQ Stereo
10.
Xrayexclude.iniを上書き保存して、SONARを起動してください。
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