スクリーンセット

 

メモ：この機能はSONAR Home Studioでは使用できません。

スクリーンセットとは、プロジェクト内のさまざまなビューやウィンドウの現在のレイアウトを示すスナップショットです。たとえば、開いているウィンドウについて、そのサイズ、位置、ズームレベル、ドッキングされているかどうかなどが示されます。プロジェクトごとに最大10個のスクリーンセットを作成し、スクリーンセット間をいつでも自由に切り替えることができます。

図505. スクリーンセットによる複数のウィンドウレイアウトの切り替え

利用可能な10個のスクリーンセットのいずれかが常に有効になります。スクリーンセットを明示的に保存する必要はありません。スクリーンセットはSONARによって自動的に保存されるので、作業に集中することができます。現在のウィンドウレイアウトは、常に現在のスクリーンセットとして保存されます。プロジェクトを保存したり、別のスクリーンセットに切り替えたりしたときには、自動的に現在のスクリーンセットが保存されます。これによって、スクリーンセットを任意のワークフローにシームレスに組み込むことができます。以降の変更を防止するために、スクリーンセットをロックすることもできます。

プロジェクトを開くときには、プロジェクトで最後に使用したスクリーンセットが自動的に復元されます。

スクリーンセットによって、SONARで効率的にビューやウィンドウを整列することができます。たとえば、録音、ループ、ミキシングでそれぞれ異なるウィンドウレイアウトを使用したい場合があります。独自のスクリーンセットを作成することにより、現在のワークフローに応じて、ウィンドウレイアウトをすばやく変更できます。スクリーンセットを選択すると、スクリーンセットに保存されたウィンドウレイアウトが自動的に復元されるので、手動でウィンドウを閉じたり、開いたりする必要がありません。

スクリーンセットは、コントロールバーのスクリーンセットモジュールから選択して編集することができます。またはモジュールの代わりにキーボードの数値キー（1～0）を使用することもできます。

スクリーンセットはプロジェクトごとに保存され、他のプロジェクトからスクリーンセットをインポートできます。スクリーンセットは、更新、名前の変更、複製を行ったり、変更を防ぐためにロックしたりすることができます。

初期設定では、10個のカスタムウィンドウレイアウトが、スクリーンセット1～10に割り当てられますが、作業スタイルに合わせてデフォルトのスクリーンセットを更新したり、名前を変更したりすることができます。

 

関連項目：

スクリーンセットの使用

スクリーンセットのコントロール

スクリーンセットモジュールの表示/非表示を切り替える

スクリーンセットを選択する

スクリーンセット作成または更新する

現在のスクリーンセットに名前を付ける、または名前を変更する

現在のスクリーンセットの変更を防止する

別のプロジェクトからスクリーンセットをインポートする

現在のスクリーンセットを複製する

現在のスクリーンセットを最後の保存状態に戻す