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イントロダクション ► SONARの基本操作

SONARでは、プロジェクトを中心として作業をおこないます。ミュージシャンにとってプロジェクトとは、曲、ジングル、楽章などに対応します。ポストプロダクションエンジニアにとっては、プロジェクトは30秒間のラジオコマーシャルや、ビデオクリップのサウンドトラックに対応します。デフォルトの設定ではすべてのプロジェクトは、プロジェクトファイルとしてコンピュータに保存されます。拡張子は、.cwpです。
トラックは、楽器や演奏者ごとに演奏を保存するための枠組みです。たとえば4種類の楽器とボーカルから構成される曲は5つのトラックで構成されます。各楽器ごとに1つずつのトラックとボーカル用に1つのトラックになります。各プロジェクトのトラック数(SONAR Home Studioでは、最大64のオーディオトラックと128のMIDIトラックがサポートされています。 )に制限はありません。トラックのいくつかは最終マスターとして使われるかもしれませんし、他のトラックは代替案として保存しておいたり、バックアップトラックとしたり、将来使うかもしれないバリエーションとして残しておくこともできます。各トラックは1つ以上のクリップで構成されます。
クリップは、トラックを構成するフレーズです。クリップは、管楽器のソロであったり、ドラムのブレイクやベースやギターのリフ、ボーカル、ふくろうの鳴き声の様な効果音、キーボードの演奏であったりします。1つのトラックには、クリップをいくつでも入れることができます。また、クリップを簡単に他のトラックに移動することもできます。
グルーブクリップは、その中にテンポ情報とピッチ情報を持ったオーディオクリップで、プロジェクトのテンポやピッチの設定に従って再生されます。グルーブクリップの両端をドラッグすると、トラックでの繰り返し回数を指定することができます。
イベントは、オートメーションデータや、MIDIトラックに含まれるMIDIイベントを指します。
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