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ミキシングミックスリコール ► ミックスシーンの使用

A:シーンを保存する B:名前を付けて新規シーンを保存する C:前回のシーンをリコールする D:ミックスリコールメニュー
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ミックスリコールメニュー:ミックスリコールメニューでは、ミックスシーンを作成、ロード、保存、名前変更、および削除できます。現在のミックスシーンの名前がメニューに表示されます。メニューには次のようなコマンドがあります。
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ミックスシーンのリスト:保存したミックスシーンのリスト。ミックスをロードするミックスシーンを選択します。プロジェクトに10を超えるミックスシーンが含まれている場合、このリストはシーンをリコールするサブメニューに表示されます。
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前回のシーンをリコールする:前のミックスシーンをロードします。これにより、最新2つのミックスシーンを切り替えて、これら2つの異なるミックスをすばやく比較することができます。前のミックスシーンの名前は括弧付きで表示されます。
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ミックスをリセットする:すべてのミックスパラメーターをデフォルト値にリセットし、オートメーションエンベロープがあればすべてクリアします。このコマンドは、ミックスリコールの設定ダイアログ(ミックスリコールを設定するミックスリコールの設定ダイアログを参照)で選択された設定のみに適用されます。
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シーンを保存する:選択されたミックスシーンに現在のミックスを保存します。ミックスシーンが選択されていない場合は、新しいミックスシーン(および.cwmファイル)が作成されます。
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名前を付けて新規シーンを保存する:新しいミックスシーンに現在のミックスを保存します。
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シーン名を変更する:選択されたミックスシーンの名前を変更します。メモ:このコマンドでは、現在のプロジェクトに対してフレンドリネームが作成されるだけです。そのミックスシーンが別のプロジェクトでも使用されている可能性があるため、コンピュータのハードディスクに保存されている実際の.cwm(Cakewalkミックスシーン)ファイルの名前は変更されません。
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シーンを削除する:選択されたミックスシーンを削除します。メモ:このコマンドでは、ミックスシーンに対するプロジェクトの参照情報が削除されるだけです。そのミックスシーンが別のプロジェクトでも使用されている可能性があるため、元の.cwmファイルはコンピュータのハードディスクから削除されません。
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すべてのシーンを削除する:プロジェクトに対してリストされているすべてのミックスシーンを削除します。メモ:このコマンドでは、これらのミックスシーンに対するプロジェクトの参照情報が削除されるだけです。そのミックスシーンが別のプロジェクトでも使用されている可能性があるため、元の.cwmファイルはコンピュータのハードディスクから削除されません。
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ミックスリコールを設定する:ミックスリコールの設定ダイアログが開きます。このダイアログでは、ミックスシーンを読み込んだときや、前回のシーンをリコールするコマンドおよびミックスをリセットするコマンドを使用したときに適用されるデータの種類を指定できます。元に戻す対象として、すべてのミックスデータ(デフォルト)またはデータのサブセットのみを指定できます。また、すべてのトラックおよびバスに操作を適用するか、選択したトラックまたはバスのみに適用するかを指定できます。詳細については、ミックスリコールを設定するを参照してください。
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シーンを保存する 選択されたミックスシーンに現在のミックスを保存します。ミックスシーンが選択されていない場合は、新しいミックスシーン(および.cwmファイル)が作成されます。
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名前を付けて新規シーンを保存する 新しいミックスシーンに現在のミックスを保存します。
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前回のシーンをリコールする 前のミックスシーンをロードします。これにより、2つの異なるミックスをすばやく比較することができます。前回のシーンをリコールするボタンを右クリックしてミックスリコールの設定ダイアログを開きます。
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コントロールバーのミックスリコールモジュールにある名前を付けて新規シーンを保存するボタン をクリックします。
メモ:保存したプロジェクトファイルには、そのプロジェクトで使用されているすべてのミックスシーンへの参照が保存されます(コントロールバーのミックスリコールモジュールで表示される内容と同じです)。物理的なミックスシーンファイルは、プロジェクトのオーディオフォルダと共に、外部の¥ MixScenesフォルダに保存されます。ファイルの命名規則は、<プロジェクト>.Mix n.cwmの形式です。プロジェクトで使用するミックスシーンは常にコントロールバーのミックスリコールモジュールにリストされるため、外部ファイルを手動で操作する必要はありません。
バンドルファイル(.cwbファイル)では、バンドル内にすべての物理的なミックスシーンファイル (.cwm)が埋め込まれます。このためバンドルファイルは、埋め込まれたミックスシーンと共に別のコンピュータに簡単にロードできます。
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コントロールバーのミックスリコールモジュールにあるシーンを保存するボタン をクリックします。
ヒント:別のミックスシーンをロードしたときに、現在のミックスを自動保存することもできます。これには、ミックスリコールの設定ダイアログのシーンを切り替えるときに自動保存オプションをオンにします。詳細については、ミックスリコールを設定するを参照してください。
ご注意:ミックスシーンを呼び出すと、履歴(元に戻す、やり直し、履歴)がクリアされ、元に戻すことができなくなります。
メモ1:ミックスシーンをロードする際のインポート設定は、ミックスリコールの設定ダイアログで選択した設定によって決定されます。詳細については、ミックスリコールを設定するを参照してください。
次のいずれかを実行します。
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コントロールバーのミックスリコールモジュールにある前回のシーンをリコールするボタン をクリックします。
メモ1:ミックスシーンをロードする際のインポート設定は、ミックスリコールの設定ダイアログで選択した設定によって決定されます。詳細については、ミックスリコールを設定するを参照してください。
1.
次のいずれかを実行します。
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コントロールバーのミックスリコールモジュールにある前回のシーンをリコールするボタン を右クリックします。
2.
ミックスリコールの設定ダイアログで、詳細設定ボタンをクリックし、詳細設定を表示して、次のオプションを選択します。
3.
OKをクリックしてミックスリコールの設定ダイアログを閉じます。
メモ:ミックスシーンは、プロジェクトのオーディオフォルダと共に、¥ MixScenesフォルダに保存されます。ミックスシーンの名前を変更しても、現在のプロジェクトに対するフレンドリネームが変更されるだけです。コンピュータのハードディスクに保存されている実際の.cwmファイルの名前は変更されません。同じミックスシーンが別のプロジェクトからも参照されている可能性があるため、意図的にこのような仕様になっています。
ミックスリコールの設定ダイアログでは、ミックスシーンを読み込んだときや、前回のシーンをリコールするコマンドおよびミックスをリセットするコマンドを使用したときに適用されるデータの種類を指定できます。
1.
次のいずれかを実行します。
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コントロールバーのミックスリコールモジュールにある前回のシーンをリコールするボタン を右クリックします。
2.
ミックスリコールの設定ダイアログで、次のオプションを選択できます。
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コントローラ:トラックとバスのパラメーター(ボリュームやパンなど)を呼び出します。このオプションでは、詳細設定ボタンをクリックしたときに使用可能なトラックコントロールバスコントロールの個々のオプションを切り替えることができます。
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オートメーション:トラックおよびバスのオートメーションエンベロープを呼び出します。このオプションでは、詳細設定ボタンをクリックしたときに使用可能なトラックのオートメーションバスのオートメーションの個々のオプションを切り替えることができます。
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FX:トラックおよびバスのエフェクトプラグイン(ProChannelや、トラックから参照されているシンセなど)を呼び出します。このオプションでは、詳細設定ボタンをクリックしたときに使用可能なトラックのプラグインバスのプラグインの個々のオプションを切り替えることができます。
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デフォルト:ミックスリコールの設定ダイアログをデフォルトの設定にリセットします。
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毎回このダイアログを表示する:ミックスシーンを読み込むたびにミックスリコールの設定ダイアログを表示する場合は、このチェックボックスをオンにします。
次のオプションの表示/非表示を切り替えるには、詳細設定ボタンをクリックします。
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トラックコントロール:トラックコントロールには、次のパラメーターが含まれます。
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トラックのオートメーション:トラック内にあるすべてのオートメーションエンベロープ(トラックパラメーターとプラグインパラメーターを含む)。
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トラックのプラグイン:トラック内にあるすべてのプラグイン(ProChannelや、トラックから参照されているシンセなど)。
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バスコントロール:バスコントロールには、トラックコントロールと同じ内容でバス用の設定が含まれます。
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バスのオートメーション:バス内にあるすべてのオートメーションエンベロープ(バスパラメーターとプラグインパラメーターを含む)。
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バスのプラグイン:バス内にあるすべてのプラグイン(ProChannelを含む)。
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シンセラック:プラグインシンセの保存データを呼び出します。このチェックボックスがオンの場合、ミックスシーンを読み込んだときにミックスシーンで参照されているすべてのシンセが、保存されている状態に戻ります。オフの場合、読み込んだミックスシーンでラック内のシンセが参照されていても、パッチやサンプルがメモリに再読み込みされず、シンセの既存状態が維持されます。
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ハードウェア出力: バス設定には、次のパラメーターが含まれます。
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オフセットの値:オフセットモードの値をすべて適用します。詳細については、エンベロープモードとオフセットモードを参照してください。
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シーンを切り替えるときに自動保存:別のミックスシーンを読み込む前に、自動的に現在のミックスを現在のミックスシーンに保存します。
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出力:トラックとバスの出力ルーティングを呼び出します。
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適用:操作をプロジェクト全体に適用するか、選択したトラックまたはバスのみに適用します。
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プロジェクト全体:操作をプロジェクト全体に適用します。
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トラック/バスの選択:選択したトラックまたはバスのみに操作を適用します。
メモ:ミックスシーンは、プロジェクトのオーディオフォルダと共に、¥ MixScenesフォルダに保存されます。ミックスリコールモジュールでミックスシーンを削除しても、ミックスシーンに対するプロジェクト参照が削除されるだけです。コンピュータのハードディスクに保存されている元の.cwmファイルは削除されません。同じミックスシーンが別のプロジェクトからも参照されている可能性があるため、意図的にこのような仕様になっています。
メモ:ミックスシーンは、プロジェクトのオーディオフォルダと共に、¥ MixScenesフォルダに保存されます。ミックスリコールモジュールでミックスシーンを削除しても、ミックスシーンに対するプロジェクト参照が削除されるだけです。コンピュータのハードディスクに保存されている元の.cwmファイルは削除されません。同じミックスシーンが別のプロジェクトからも参照されている可能性があるため、意図的にこのような仕様になっています。
メモ:ミックスシーンをリセットする際に影響を受けるパラメーターは、ミックスリコールの設定ダイアログで選択した設定によって決定されます。詳細については、ミックスリコールを設定するを参照してください。
2.
ミックスリコールの設定ダイアログで、詳細設定ボタンをクリックし、詳細設定を表示して、適用:トラック/バスの選択が選択されていることを確認します。
1.
プロジェクト全体をエクスポートするには、編集 > 選択 > すべてを選択を選択するか、Ctrl+Aを押します。
2.
ファイル > エクスポート > オーディオを選択して、オーディオのエクスポートダイアログを開きます。
3.
ファイルの種類リストでファイル形式を選択します。
4.
ファイル名ボックスにファイル名を入力します。
5.
ソースの種類リストから、ミックスリコールを選択します。
6.
ソースシーンリストで、エクスポートするミックスシーンを選択します。
7.
エクスポートをクリックします。
選択したミックスシーンが別々のファイルにエクスポートされます。エクスポートファイルには、<プロジェクト名>-<ミックスシーン名>.<ファイル形式拡張子>という命名規則が使用されます。
たとえば、MyProject-MixScene1.wavMyProject-MixScene2.wavなどのファイル名になります。
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