タイムルーラ

タイムルーラは、トラック、譜面、ピアノロールの各ビューに表示される、時間のものさしのようなもので、以下の機能があります。

時間範囲の選択：選択時には、スナップの設定が反映されます。

現在タイムの変更

ループ区間、パンチ区間の設定：タイムルーラを右クリックして設定します。

ズームおよびスクロール：マウスポインタが 上下にドラッグすると水平方向にズームし、左右にドラッグするとスクロールします。詳細については、タイムルーラ内のズームおよびスクロールを参照してください。

トラックビュー、およびピアノロールビューのタイムルーラでは、以下の表示形式でタイムを表示できます。

小節：拍：ティック形式

時：分：秒：フレーム形式

サンプル

ミリ秒

図73. タイムルーラ

A：小節：拍：ティック B：時：分：秒：フレーム C：サンプル D：ミリ秒 E：ルーラーの削除 F：ルーラーの追加

小節：拍：ティック形式のときは、拍子/調号の設定に従います。たとえば4/4拍子のときは、小節あたり4つに区切られたタイムルーラが表示されます。6/8拍子のときは、小節あたり6つに区切られたタイムルーラが表示されます。

メモ：スマートグリッドがコントロールバーのスナップモジュールで有効になっている場合、クリップ表示部およびピアノロールビューの小節：拍：ティックタイムルーラは、関連するスナップ位置を表示するように最適化されます。

タイムルーラに表示されている形式が1つだけの場合は、タイムルーラ内で右クリックして使いたい形式を選び、形式を変えることができます。

タイムルーラの表示を小節：拍：ティック形式にする

1.	タイムルーラを右クリックします。

2.	表示されたメニューから、タイムルーラの表示形式 > 小節：拍：ティックを選択します。

タイムルーラの表示を時：分：秒：フレーム形式にする

1.	タイムルーラを右クリックします。

2.	表示されたメニューから、タイムルーラの表示形式 > 時：分：秒：フレームを選択します。

タイムルーラの表示形式をサンプル形式に変える

1.	タイムルーラを右クリックします。

2.	表示されたメニューから、タイムルーラの表示形式 > サンプルを選択します。

タイムルーラの表示形式をミリ秒形式に変える

1.	タイムルーラを右クリックします。

2.	表示されたメニューから、タイムルーラの表示形式 > ミリ秒を選択します。

また、タイムルーラの右端のすぐ外にある+/-ボタンを使って、タイムルーラ形式を追加/削除することができます。

メモ：タイムルーラ形式が1つしかないときは、+ボタンだけが表示されます。

+/-ボタンを使ってタイムルーラ形式を追加/削除する

+ボタンをクリックして、ポップアップメニューからタイムルーラ形式を選びます。

+ボタンをクリックして、ポップアップメニューから追加するタイムルーラの形式を選びます。

-ボタンをクリックして、表示されたメニューから削除するタイムルーラの表示形式を削除します。

タイムルーラを右クリックして、ポップアップメニューにあるタイムルーラ形式へカーソルを動かします。すべてのタイムルーラ形式の一覧が表示されます。アクティブの形式がチェックされ、そうではない形式はチェックされていません。

チェックされた形式をクリックして、1つ下の列へ動かします。

チェックされていない形式をクリックして、一番上に表示されている形式と入れ替えます。

メモ：編集 > 環境設定 > カスタマイズ > 表示で、時:分:秒:フレーム形式でタイム表示のオプションをオンにすると、タイムルーラの表示形式に関わらずタイム表示形式を変更することができます。

 

関連項目：

トランスポートのコントロール

タイムルーラ内のズームおよびスクロール