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Aud.iniは以下の手順で編集できます。
2.
構成設定設定ファイルの編集をクリックします。
Aud.iniファイルがWindowsのデフォルトのテキストエディタで開きます。
3.
Aud.iniを編集します。
4.
Aud.iniファイルを保存し、Windowsのテキストエディタを閉じます。
5.
変更の適用をクリックして、現在のオーディオ構成設定をAud.iniから再び読み込みます。
表 253. AUD.ini 
メモ:10~200(ms)の範囲で指定してください。
このオプションはCPU/コアに応じた数の波形再描画スレッドを自動的に生成します。EnablePicCacheThreads=0にすると、複数のスレッドを生成しません。
このオプションは、Aud.iniの各オーディオデバイスのセクション((デバイス名)(x in , x out))に記述します。24ビットオーディオ使用時にオーディオデバイスのエラーが発生する場合に、1に設定してみてください。また、WDMモードに対応したUSBオーディオデバイスを使用する場合には1に設定してください。
SONARのオーディオエンジンは、オーディオの急激なゲイン変化が起こった場合、スムーズなフェード処理を行います。これは、ゲインの不連続な変化によって生じる破裂音を取り除くことが目的です。例えば、再生中にタイムルーラをクリックして異なるタイムにジャンプしたとき、オーディオエンジンは新しいゲインレベルにスムーズに移行するようにフェード処理を行います。GapDezipperUsec変数の値には、1dB変化する時間をマイクロ秒単位で設定します。(初期設定は500(μsec)で、0.5msかけてゲインを1dB変化させることを意味します。)この値の設定を変更することでフェード処理の時間を調節することができます。設定可能な値は0~1000です。
この変数は[Wave]セクションに記述します。0に設定した場合はフェード処理は行われません。
GapDezipperUsecと似ていますが、GapDezipperUsecが再生が中断された際のスムージングをコントロールするのに対し、MixDezipperUsecはプロジェクトのエンベロープによって急激なゲイン変化が起こった際のスムージング処理をコントロールします。値には、1dB変化する時間をマイクロ秒単位で設定します。初期設定は50(μsec)です。設定可能な値は0~1000です。
この変数は[Wave]セクションに記述します。重要:MixDezipperUsec変数はミキシング時のエンベロープの反応速度に影響を与えるため、設定によっては意図どおりのエンベロープの効果が得られないことがあります。また、極端に小さい値に設定すると、急激に変化するエンベロープを設定したときにクリックノイズが発生することがありますのでご注意ください。
プリFX/ポストFXはいつでも切り替えることができます。Aud.iniファイルの[Aud]セクションにこの初期化変数を設定することで、デフォルトの状態を変更することができます。有効な値は0(プリFX)または1(ポストFX)です。
このオプションはAud.iniのWaveセクションにあり、トラックのミックスダウンの際のバッファサイズを指定します。このオプションが0の場合、編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの設定で設定したミキシングレイテンシの値と同じサイズのバッファを使用します。プラグインシンセ使用時のミックスダウンに非常に長い時間がかかるようなら、100または0から350までの値に設定して、バウンスバッファがより効率的なサイズを使用するようにできます。これは通常の再生時のレイテンシには影響しません。
メモ:大規模なプロジェクトで大きな値を指定すると、Out of memoryのエラーが発生することがあります。
このオプションはAud.iniWaveセクションにあり、バウンス処理の開始前にVSTプラグインの一時停止と再開をするかどうかを指定します。
このオプションはAud.iniのWaveセクションにあり、SONARでマルチチャンネルオーディオデバイスを複数のステレオペアとして使用するか、1対のステレオペアとして使用するかを指定します。
このオプションはAud.iniのWaveセクションにあり、SONARでマルチチャンネルオーディオデバイスを複数のステレオペアとして使用するか、1対のステレオペアとして使用するかを指定します。
このオプションはAud.iniのWaveセクションにあり、トランスポートの変化(再生/停止)に応じてオーディオデバイスをリセットするかどうかを指定します。
初期設定では、SONARはPro AudioというMMCSSタスクプロファイルを使用します。必要に応じて、カスタムのMMCSSタスクプロファイルを使用するようにSONARを設定することもできます。
メモ:この値を2に設定すると、特定のオーディオハードウェアでレコーディングにドロップアウトが発生するという悪影響が生じる場合があります。このような問題が起こる場合には、値を8に設定し、お持ちのハードウェアがASIOに対応している場合にはASIOドライバを使ってみてください。
この変数は、[Wave]セクションにあり、マルチプロセッサの処理を有効にするオプションが有効な場合、メインのオーディオスレッドとワーカースレッドの相互作用を制御します。環境によって、特定のモデルでは、障害が減り全体のパフォーマンスが向上することがあります。有効値は次のとおりです。
初期設定以外(0dB center sin/costape以外)のパンニング設定を使用する既存のプロジェクトがある場合、SONAR Artist/Professional/Platinumではミックスの音が大きくなります。
この変数は、[Video]セクションにあり、デフォルトのビデオエンジンを指定します。例:
メモ:オンラインの方法は、プロセッサ負荷の高いタイプに設定しないことをお勧めします。グリッチが発生することがあります。
この変数は、[Wave]セクションにあり、プレビューの最大の長さ(ミリ秒)をメディアブラウザで指定します。
この変数は、[PluginUpsampler]セクションにあり、リサンプリングを適用するかどうかを指定します。これは、SONARのユーザーインターフェースのプラグインのアップサンプリング処理再生時にアップサンプリングする設定に対応しています。有効な値は次のようになります。
{Plug-in CLSID}.SampleRate
=<0 - 384000>
この変数は、[PluginUpsampler]セクションにあり、プラグインごとのアップサンプリングレートを指定します。デフォルト値は0(ゼロ)ですが、これは"プロジェクトのサンプルレートの2倍にアップサンプリングする"という意味になります。最大サンプルレートは384000 Hzです。この変数は、初期設定ではAudi.iniに保存されないため、プラグインのアップサンプルレートを変更する場合は手動で追加する必要があります。
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