MIDI機器の接続

MIDIインターフェースを利用してMIDI機器を接続する場合は、MIDIケーブルを使用してMIDI機器を接続します。

MIDI機器を複雑に接続してしまうとトラブルの原因となることがあります。また、トラブルシューティングも確認してください。

MIDI機器の接続方法は大きく2つに分けられます。お使いのMIDI機器に合った方法を選んでください。

3種類全部のMIDIジャック：In、Out、Thru

2種類のMIDI端子が装備されている場合：InおよびOut

MIDI機器を1台しか使用しない場合は、MIDI機器にMIDI Thruジャックが装備されていない場合を参照してください（実際にMIDI Thru端子が装備されているかにかかわりません）。

MIDI機器にMIDI Thruジャックが装備されている場合

お使いのMIDI機器に3種類のMIDI端子（MIDI IN、MIDI OUT、MIDI Thru）が装備されている場合、以下の表を参考にしてください。

15ピンのジョイスティックMIDIアダプターケーブルの先は2つのMIDIケーブルに分かれています。

15ピンのジャックをコンピュータのジョイスティックポートに接続します。

MIDI INケーブルをお使いのMIDI機器のMIDI OUT端子に接続します。

MIDI OUTケーブルをお使いのMIDI機器のMIDI IN端子に接続します。

以下のチェックリストを参考にしてください。

表 247.  

接続元	接続先
MIDI機器のMIDI OUT端子	MIDIインターフェースのMIDI IN端子
MIDIインターフェースのMIDI OUT端子	MIDI機器のMIDI IN端子
MIDI機器のMIDI Thru端子	他のMIDI機器のMIDI IN端子
（MIDI IN端子にケーブルを接続した）MIDI機器のMIDI Thru端子	さらに他のMIDI機器のMIDI IN端子

複数のMIDI機器を接続する場合には、さらにMIDI Thru端子を利用して接続していきます。

複数の機器が同時に発音してしまうのを避けるため、各MIDI機器が異なるMIDIチャンネルを使用するか、同じMIDIチャンネルを使用する場合は異なるキーレンジを使用するように設定します。MIDIチャンネルの設定方法については、お使いのMIDI機器の取扱説明書を参照してください。

MIDIインターフェースにMIDI IN端子、MIDI OUT端子に加えてMIDI Thru端子が装備されている場合は、お使いのMIDI機器にMIDI Thru端子が装備されていない場合でも、MIDIインターフェースのMIDI Thru端子を最初のMIDI機器のMIDI IN端子に接続して複数の機器を接続することができます。

MIDI機器にMIDI Thruジャックが装備されていない場合

MIDI機器にMIDIジャックが2つ（MIDI INとMIDI OUT）しか装備されていない場合、以下の表を参考にしてください。

複数の機器が同時に発音してしまうのを避けるため、各MIDI機器が異なるMIDIチャンネルを使用するか、同じMIDIチャンネルを使用する場合は異なるキーレンジを使用するように設定します。MIDIチャンネルの設定方法については、お使いのMIDI機器の取扱説明書を参照してください。

キーボードからの音が二重に鳴る場合（音が通常よりも厚く聞こえます）や、1度に再生できるノートの数が半分になってしまう場合、最初に複数のMIDI機器で同じMIDIチャンネルを使用していないか確認してください。