Cakewalk - SONAR Documentation - プロジェクト

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プロジェクト > 録音

図619. 録音セクション

録音セクションでは、他のクリップが既に含まれているトラックにクリップを録音する方法を指定できます。また、連続するトラックに次々にテイクを録音していくのか、1つのトラックに重ねて録音していくのかを指定することもできます。

メモ：録音モードは、プロジェクトごとに記録されるので、プロジェクトごとに異なる録音モードを保存できます。

録音セクションには、次の設定項目があります。

録音モード

以下のオプションのうちいずれか1つを選びます。

コンピング：テイクレーンを作成するか、トラックの既存のクリップを新しいクリップで置き換えます。

サウンドオンサウンド：サウンドカードの多くには、独自のコントロールパネルが存在し、カードの設定をカスタマイズできます。

上書き：トラックの既存のクリップを新しいクリップで置き換えます。

再生録音中に録音待機状態の変更を許可する：再生録音中に録音待機状態を変更する場合は、このオプションを選択します。これにより、トラックを録音待機にするために最初に再生を停止しなくても、トランスポートの進行中に異なるトラックへ録音することができます。

メモ：再生録音中に録音待機状態を許可するオプションは、初期設定ではオフになっています。このオプションがオンの場合は、トラックをその場で動的に録音待機状態にできるように、すべてのハードウェア入力ポートが開いた状態にしておく必要があります。一部のドライバがWDMモードの場合、編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの選択で多数の入力デバイスがオンになっていると、多大な負荷がかかる場合があります。このため、ドロップアウトの回数が増える可能性があります。WDMモードでこのオプションを使用する場合は、負荷を最小限に抑えるため、使用されていない入力ドライバをすべて無効にすることをお勧めします。ASIOモードを使用している場合は、使用されていない入力を無効にする必要はありません。

録音中に入力デバイスの変更を許可しない：再生録音中に録音待機状態の変更を許可するをオンにした場合、トラックをその場で動的に録音待機状態にできるように、すべてのハードウェア入力ポートが開いた状態にしておく必要があります。一部のドライバがWDMモードの場合、編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの選択で多数の入力デバイスがオンになっていると、多大な負荷がかかる場合があります。録音中に入力デバイスの変更を許可しないオプションを使用すると、プロジェクト内で現在アクティブな（トラックに割り当てられた）ハードウェア入力ポートのみを開くことができます。

メモ：このオプションが有効の場合、録音中に入力を変更することはできません。

シンセ入力が選択されているトラックは許可しない：再生録音中に録音待機状態の変更を許可するをオンにした場合、シンセトラックをその場で動的に録音待機状態にできるように、SONARによって常にシンセ入力の録音用ファイルが事前に作成されます。これにより相当なオーバーヘッドが加わることがあり、多数のシンセトラックを含んだプロジェクトのトランスポートの開始と停止に遅れが生じることがあります。シンセ入力が選択されているトラックは許可しないオプションは、シンセトラックを動的に録音待機状態に設定することを禁止するようSONARに指定するため、オーバーヘッドを回避できます。

オートパンチ：パンチイン/アウトで録音します。さらに次のオプションを設定します。

パンチインタイム：パンチ録音を開始するタイムを指定します。

パンチアウトタイム：パンチ録音を終了するタイムを指定します。

前のテイクをミュート：オートパンチ中に前のトラックを聞きたい場合には、サウンドオンサウンドモードでこのオプションのチェックを外します。

メモ：前のテイクをミュートオプションは、ループ録音中は使用できません。

ループ録音

以下のオプションのうちいずれか1つを選びます。

全テイクを1つのトラックに保存：ループ録音中に録音されたデータは、すべて1つのトラックに保存されます。録音済みのデータの扱いは、録音モードの指定に従います。

各テイクを異なるトラックに分けて保存：各ループで録音されたデータは、異なるトラックに記録されます。オーディオの録音時には、データ量が増えます。

レーン

オーバーラップ時に新規レーンを作成：アクティブなトラックのテイクレーンボタンがオンになっている時に、クリップを別のクリップに重なり合うように録音すると、録音されたクリップが新たな別のテイクレーンに表示されます。

新しいテイクを一番上にする：このオプションを選択すると、SONARでは最新のテイクが既存のテイクレーンの上に配置されます。無効にした場合は、最新のテイクは既存のテイクレーンの下に配置されます。

マルチトラックグルーピング

複数のトラックを同時に録音するとき、クリップをどのようにグループ化するかを指定できます。次のオプションが使用可能です。

すべてのクリップをグルーピング：同時に録音されたすべてのクリップを1つのクリップグループに配置します。

フォルダ内のクリップのみグルーピング（デフォルト）：フォルダ内のすべてのクリップがグループ化されます。別のフォルダには別のグループが入ります。フォルダに入っていないトラックはグループ化されません。

グループトラック化しない：ループ録音が有効な場合、新しいテイクはそれぞれ別のクリップグループに属します。

詳細については、クリップ選択グループを参照してください。

関連項目：

パンチ録音

録音モードの選択方法

ループ録音

ステップ入力

環境設定ダイアログ

プロジェクト > MIDI

プロジェクト > メトロノーム

プロジェクト > AudioSnap

プロジェクト > クロック（詳細表示）

プロジェクト > サラウンド（詳細表示）

	メモ：録音モードは、プロジェクトごとに記録されるので、プロジェクトごとに異なる録音モードを保存できます。

	メモ：再生録音中に録音待機状態を許可するオプションは、初期設定ではオフになっています。このオプションがオンの場合は、トラックをその場で動的に録音待機状態にできるように、すべてのハードウェア入力ポートが開いた状態にしておく必要があります。一部のドライバがWDMモードの場合、編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの選択で多数の入力デバイスがオンになっていると、多大な負荷がかかる場合があります。このため、ドロップアウトの回数が増える可能性があります。WDMモードでこのオプションを使用する場合は、負荷を最小限に抑えるため、使用されていない入力ドライバをすべて無効にすることをお勧めします。ASIOモードを使用している場合は、使用されていない入力を無効にする必要はありません。

	メモ：このオプションが有効の場合、録音中に入力を変更することはできません。

	メモ：前のテイクをミュートオプションは、ループ録音中は使用できません。

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