オーディオ

デジタルオーディオでは、サウンドを長い一連の数値として録音し、再生時にはその数値をサウンドに再度変換します。

このフォーマットを使用してサウンドを録音すると、使用するマイクはマイクのダイヤフラムが振動するとともにケーブルの電圧を素早く変化させます。電圧の素早い変化はアナログ／デジタルコンバータによって測定および記録され、これらの測定値がデジタルオーディオを構成します。デジタルオーディオをサウンドに変換するためにデジタル／アナログコンバータは保存された数値を使用して、ケーブル内の電圧を急激に変化させ、次にその電圧は（任意のサウンドを出力するよう数値が編集されていない限り）マイクのダイヤフラムが最初に振動したようにスピーカーのダイヤフラムを振動させます。A to DまたはA/D、およびD to AまたはD/Aと一般的に呼ばれるこれらのコンバータはコンピュータのサウンドカードの一部です。より良い品質のサウンドカードでは、サウンドカードの信号にコンピュータのファンやディスクドライブのノイズがのらないように、通常コンピュータ内ではない別のボックスにコンバータが装備されています。

デジタルオーディオは、アニメーションのように動作します。アニメーションでは、連続する写真のスチルが連続的に素早く表示され、その結果写真内の物体があたかも移動しているかのように見えます。デジタルオーディオがサウンドに再び変換されると、電圧は連続するサウンドをシミュレートするために定間隔で変化されます。高品質なサウンドを作るには、耳で連続するサウンドとして聞こえるくらい素早い間隔で録音時の元の電圧の測定をするまたは「サンプル」を取る必要があります。オーディオCDでは毎秒44,100のサンプリングレートを採用しています。これら膨大な数値の保存および編集には通常のコンピュータではMIDIデータのプロセシングより大きな負荷がかかります。

 

関連項目：

SONARソフトウェアでのオーディオ再生

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