インプットフィルター

SONARでは、特定の種類のMIDIメッセージを無視するように指定する（フィルターをかける）ことができます。フィルターをかけたMIDI情報は、録音されたり、SONARをThruして他のMIDI機器に送られることはありません。

メッセージの種類によってフィルターをかけると、キーアフタータッチや、チャンネルアフタータッチなど、大量にメモリを消費するMIDIメッセージを無視することができます。SONARの初期設定では、この2つ以外のメッセージを録音するようになっています。

また、メッセージの種類によってフィルターを使うと、短いシステムエクスクルーシブメッセージをリアルタイムで録音することもできます。これらのメッセージは、トラックにSysxデータイベントとして記録されます。録音できるメッセージは255バイトまでです。データの録音がうまくいかない場合以外は、バッファの値を初期値のままにしておいてください。Sysxの詳細については、システムエクスクルーシブを参照してください。

イベントの種類でフィルターをかける

1.	編集 > 環境設定 > MIDI > 録音/再生を選択します。

2.	録音したいメッセージの種類をチェックします。

3.	OKをクリックします。

この設定により、選択した種類のイベントのみ受信するようになります。