インプットクォンタイズ

インプットクォンタイズは、MIDIの録音時に機能するクォンタイズです。録音中でもクォンタイズ済みのデータを確認できます。

メモ：インプットクォンタイズをオンにしていても、オリジナルのデータは保持されています。録音停止後にCtrl+ Zキーを押すと、クォンタイズされていないオリジナルのデータに戻ります。サウンドカードのMIDIポートや内蔵シンセサイザーを選べない

トラックインスペクタのインプットクォンタイズセクションでは、インプットクォンタイズの設定をコントロールできます。詳細については、インプットクォンタイズセクションを参照してください。

図111. トラックインスペクタでインプットクォンタイズをコントロールする

インプットクォンタイズのオン/オフを切り替える

トラックインスペクタで、トラックの有効/無効ボタンをクリックします。

分解能の設定

トラックインスペクタで、トラックのインプットクォンタイズ分解能をクリックして、ドロップダウンメニューから分解能を選択します。分解能メニューのクォンタイズ セッティングをクリックして、インプットクォンタイズダイアログを表示し、分解能欄に分解能を指定することもできます。

メモ：インプットクォンタイズダイアログの分解能欄に、数値を入れることにより、任意のティック数の分解能を指定することもできます。

その他の設定

トラックインスペクタでトラックのインプットクォンタイズ分解能メニューをクリックして、クォンタイズの設定を選択するとインプットクォンタイズダイアログが表示されます。目的の設定を選択して、OKをクリックします。

メモ：インプットクォンタイズダイアログが開いているときにF1キーを押すと、各オプションの機能を参照できます。

インプットクォンタイズに関する表示

インプットクォンタイズをオンにすると、以下のような表示になります。

録音待機状態のトラックがあるとき、トラックの録音待機ボタン に赤い丸印の代わりにQが表示されます。

トラックビューのトラック表示部の背景色が変わります。色のカテゴリメニューでクリップ表示部を選択し、インプットクォンタイズ録音プレビュー背景を変更することで、編集 > 環境設定 > カスタマイズ > 配色から、表示色を変更できます。

詳細については、クォンタイズを参照してください。