デシベルスケール

音響学の場合は、デシベル（dB）という単位で2つの音の相対的な大きさを測っています。たとえば、音圧レベルはしばしば次のように計測されます。

L = 20 log (p/p0)

ここでは、Lは音圧レベル（dB）、pは音波の振幅、そしてp0は20マイクロパスカルの基準の振幅（気圧の10億分の1以下）を意味します。この場合、ほとんど聞こえない音（p = p0）の音圧レベルは0dB、標準的な会話（p = 1,000*p0）ではおよそ60dB、ジェットエンジンの近く（p = 1,000,000*p0）だと、およそ120dBのレベルになります。

同じようなデシベルの単位が、科学やエンジニアリングといったその他の分野でも、電圧のレベルやその他のレベルを計測するために使われています。その場合、常にある基準のレベルを設定します。

SONARでは、いくつかの箇所でデシベル（dB）という単位が使われています。

トラックビュー、トラックインスペクタ、およびコンソールビューでオーディオトラックのボリュームレベルを示す場合

フィルターやイコライザーなどの効果を示す場合

デシベルがプラスの方向に変化すると、音は大きくなります。また、マイナスの方向に変化すると、音は小さくなります。

 

関連項目：

デジタルオーディオの基礎知識