SONAR環境設定ウィザードダイアログ

SONAR環境設定ウィザードで、以前のバージョンのCakewalkの環境設定を引き継ぐ場合、SONARはコンピュータ上にあるCakewalkの初期化ファイルを検索します。このダイアログは、過去のバージョンのCakewalkが見つかったときに表示されます。このダイアログで初期化ファイルを選択すると、Cakewalk.iniとttsseq.iniの内容に基づき、SONARの環境設定を行います。また、一部のWindowsのレジストリを参照して、SONARの環境設定を行います。

SONAR環境設定ウィザードでは、以下の作業が行われます。

1.	以前のバージョンのCakewalkで使われていたオーディオフォルダを、オーディオデータの保存や修正場所としてSONARでも直接利用できるようにします。

メモ：環境設定を継承する場合、オーディオフォルダはそのまま元の位置に保持されます。レコーディングしたオーディオを新しいフォルダに移動するわけではありません。以前にレコーディングし保存されたデータをSONARが参照するようにするだけです。つまり、これにより、以前にレコーディングしたオーディオトラックを含む曲を引き続き期待どおりに開いて再生することができます。また、今後新しくレコーディングされるオーディオデータもこれと同じ場所に保存されることになります。しかし、SONARのオプション > グローバルのオーディオフォルダタブで後からグローバルオーディオフォルダを自分で変更する必要はありません。上級ユーザーなら自分でこのグローバルオーディオフォルダの位置を設定したい場合もあるでしょう。

2.	以前のバージョンのCakewalkで独自に作成したインストゥルメントの定義を、自動的にインポートします。

3.	メニューや初期化ファイル(.INI)で設定したその他の設定を自動的に引き継ぎます。