MMCSSタスクプロファイル対応

マルチメディアクラススケジューラサービス（MMCSS）は、SONARを含むWindowsマルチメディアプログラムに対して、時間的制約のある処理のためのCPUリソースへの優先アクセスを提供します。

初期設定では、SONARはPro AudioというMMCSSタスクプロファイルを使用します。必要に応じて、カスタムのMMCSSタスクプロファイルを使用するようにSONARを設定することもできます。

SONARでカスタムのMMCSSタスクプロファイルを使用する

1.	使用するMMCSSタスクプロファイルの名前を決めます。MMCSSタスクプロファイルは、WindowsレジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥Windows NT¥CurrentVersion¥Multimedia¥SystemProfile¥Tasksにリスト表示されます。使用するプロファイル用のレジストリエントリがあることを確認します。

2.	新しいプロファイルを追加した場合は、コンピュータを再起動して、MMCSSサービスが新しいプロファイルを参照できるようにします。

3.	SONARで編集 > 環境設定 > オーディオ > 設定ファイルを選択します。

4.	構成設定の設定ファイルの編集をクリックします。

Aud.iniファイルがWindowsのデフォルトのテキストエディタで開きます。

5.	AUD.iniで、MMCSSTaskKeyというエントリを探し、そのエントリを希望するプロファイル名に設定します。たとえば、次のように設定します。

MMCSSTaskKey=Pro Audio

6.	Aud.iniファイルを保存し、Windowsのテキストエディタを閉じます。

7.	変更の適用をクリックして、現在のオーディオ構成設定をAud.iniから再び読み込みます。

これで、MMCSS用の新しいタスクプロファイルをSONARで使用できます。