バーチャルコントローラ/キーボード

オンスクリーンMIDIキーボードはMIDIトラックおよびインストゥルメントトラックにルーティングできます。つまり、マウスまたはコンピュータのキーボードを使用するか、マルチタッチ対応モニターをタップすることにより、演奏を容易に録音できます。

タッチスクリーンを使用しているかどうかがSONARによって自動的に検出され、その結果に従ってバーチャルコントローラのサイズが調整されます。画面解像度に関係なく、タッチ入力またはマウス入力に応じた最適なサイズで表示されます。

図692. バーチャルコントローラ（ピアノ キーボード）

A：サスティンペダル  B：オクターブ下げ  C：現在のオクターブ  D：オクターブ上げ  
E：すべてのキーストロークを取得

バーチャルコントローラを開く

次のいずれかを実行します。

表示 > バーチャルコントローラー/ピアノ キーボードを選択するか、Alt+Shif+0 キーを押します。

表示 > バーチャルコントローラー/コンピュータ キーボードを選択するか、Alt+0 キーを押します。

バーチャルコントローラをMIDIトラックまたはインストゥルメントトラックに割り当てる

トラックのインプットコントロールをクリックし、バーチャルコントローラをポイントして、目的の入力チャンネル（Omniまたは1～16）を選択します。

トラックインスペクタとトラックビューでは、インプットコントロールを使用できます。

 

メモ：インプットコントロールが表示されていない場合は、トラック表示部の上部にあるトラックコントロールボタンをクリックして、すべてを選択します。詳細については、トラックの表示設定を変更するを参照してください。また、トラックを下方向へドラッグして、完全に展開してください。

図693. MIDIトラックまたはインストゥルメントトラックのインプットコントロールをバーチャルコントローラに割り当てる

 

オクターブを変更する

現在のオクターブ（C0～C9）は、最も左の白鍵で示されます。オクターブを変更するには、次のいずれかを実行します。

オクターブ下げボタン をクリックして1オクターブ下にスクロールするか、オクターブ上げボタン をクリックして1オクターブ上にスクロールします。

左矢印キー（←）を押して1オクターブ下にスクロールするか、右矢印キー（→）を押して1オクターブ上にスクロールします。

サスティンを有効/無効にする

Holdボタン をクリックするか、Tabキーを押します。

コンピュータのキーボードによるバーチャルコントローラの再生

次の図は、バーチャルコントローラのQWERTYキーボード割り当てを示します。

バーチャルコントローラをキーストロークに反応させるには、すべてのキーストロークを取得ボタン をクリックします。

図694. QWERTYキー割り当て

A：サスティンペダル  B：モジュレーション  C：オクターブ下げ  D：オクターブ上げ  E：ベロシティを下げる  
F：ベロシティを上げる  G：再生/停止  H：黒鍵  I：白鍵  J：すべてのキーストロークを取得

物理的なキーポジションは、キーボードのレイアウト（QWERTY、QWERTZ、AZERTY、Dvorakなど）に関係なく同じです。

モジュレーションを調整する

1.	すべてのキーストロークを取得ボタン をクリックします。

2.	1～5のボタンをクリックするか、1～5のキーを押します。これらのキーは、モジュレーションの強さに対応します（1=オフ、5=最大）。

ベロシティを調整する

1.	すべてのキーストロークを取得ボタン をクリックします。

2.	VELOCITY UPボタンまたはVELOCITY DOWNボタンをクリックするか、上矢印キー（↑）または下矢印キー（↓）を押します。

録音とMIDI入力の詳細については、録音およびトラックの設定の変更を参照してください。

 

関連項目：

MIDIの録音