SONARのアップグレード後にVSTの完全再スキャンが推奨される

SONARでは、VST3のほか、さまざまなVSTの機能強化がサポートされています。これには、新しいプラグインを自動的に検出するバックグラウンド検索も含まれています。

SONARの古いバージョンからアップグレードする場合、新しいVST機能強化を利用するために、VSTプラグインの完全再検索を実行する必要があります。SONARの古いバージョンから新しいバージョンへのアップグレードでは、すべてのVSTプラグイン設定は強制リセットされないため、完全再検索の実行をお勧めします。

メモ：このプロセスがSONARのアップグレードインストールで強制的に実行されない理由は、プラグインに適用されているカスタムの構成設定が、このプロセスの実行によって削除されるためです。たとえば、オーディオFXをシンセとして構成していても、その設定が削除され、設定の再適用が必要になります。次の手順を実行する場合は、この点を覚えておいてください。

VSTの完全再検索を実行するには、次の手順を実行します。

1.	編集 > 環境設定 > ファイル > VSTプラグインを選択します。

2.	検索オプションで、既存のプラグインを再検索チェックボックスとエラーが発生したプラグインを再検索チェックボックスをオンにして、リセットをクリックします。

3.	VSTプラグインの登録エントリをすべて削除し、設定をリセットします。変更したすべての設定は失われます。よろしいですか？というメッセージが表示されます。

4.	はいをクリックします。

5.	検索開始をクリックします。

VSTのバックグラウンド検索により、プラグイン一覧の確認が行われます。検索が完了してから、必要に応じてプラグインにカスタム設定を再適用することができます。

メモ：VSTの完全再検索を実行したら、エラーが発生したプラグインを再検索チェックボックスおよび既存のプラグインを再検索チェックボックスをオフにしておきます（特に、自動バックグラウンド検索が選択されている場合）。これらのオプションが同時にすべてオンになっていると、検索ループが完了しなくなる場合があります。

VST検索設定の詳細については、ファイル > VSTプラグインを参照してください。

 

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