エディットツール

エディットツールではデータを調整できます。たとえば、クリップのスリップ編集、ノートの開始/終了タイムの調整、フェードの調整、ノートベロシティやオートメーションエンベロープの上げ下げなどを行うことができます。

メモ：エディットツールは、AudioSnapのトランジェントでは使用できません。

エディットツールを選択する

次のいずれかを実行します。

コントロールバーでエディットツール をクリックします。

Tキーを押してヘッドアップディスプレイツールを表示し、次にエディットツールを選択します。

F8キーを押します。

メモ：F8ショートカットキーを繰り返し押すと、すべてのエディットツール（エディット/タイミング/コンピング/分割）が順に表示されます。別のエディットツールが選択されている場合、エディットツールが選択されるまでF8キーを繰り返し押します。

オーディオクリップでエディットツールを使用する

図183. オーディオクリップ上のエディットツールのホットスポット

 

表 89. オーディオクリップでエディットツールを使用する 

ホットスポット	デフォルトの動作	+Ctrl+Shift	+Alt+Shift
A	フェードインを調整
B	フェードアウトを調整
C	クリップの始点をスリップ編集 メモ：クリップにフェードインが含まれる場合、上4分の3をドラッグするとクリップの始点がスリップ編集されてフェードインが移動しますが、下4分の1をドラッグするとクリップのスリップ編集のみが行われてフェードインは移動しません。	クリップをストレッチ	クリップの始点をスリップ編集およびクリップデータを移動
D	クリップの終点をスリップ編集 メモ：クリップにフェードアウトが含まれる場合、上4分の3をドラッグするとクリップの終点がスリップ編集されてフェードアウトが移動しますが、下4分の1をドラッグするとクリップのスリップ編集のみが行われてフェードアウトは移動しません。	クリップをストレッチ	クリップの終点をスリップ編集およびクリップデータを移動
E		クリップをストレッチ	クリップ内でデータを移動

MIDIクリップでエディットツールを使用する

図184. MIDIクリップ上のエディットツールのホットスポット

 

表 90. MIDIクリップでエディットツールを使用する 

ホットスポット	デフォルトの動作	+Ctrl+Shift	+Alt+Shift
A	クリップの始点をスリップ編集 メモ：クリップにフェードインが含まれる場合、上4分の3をドラッグするとクリップの始点がスリップ編集されてフェードインが移動しますが、下4分の1をドラッグするとクリップのスリップ編集のみが行われてフェードインは移動しません。	クリップをストレッチ	クリップの始点をスリップ編集およびクリップデータを移動
B	クリップの終点をスリップ編集 メモ：クリップにフェードアウトが含まれる場合、上4分の3をドラッグするとクリップの終点がスリップ編集されてフェードアウトが移動しますが、下4分の1をドラッグするとクリップのスリップ編集のみが行われてフェードアウトは移動しません。	クリップをストレッチ	クリップの終点をスリップ編集およびクリップデータを移動
C			クリップ内でデータを移動

ピアノロール上のノートでエディットツールを使用する

図185. ピアノロール上のノートでのエディットツールのホットスポット

 

表 91. ピアノロール上のノートでエディットツールを使用する 

ホットスポット	デフォルトの動作
A	上下にドラッグしてノートベロシティを調整
B	ノートの始点を調整
C	ノートの終点を調整

オートメーションでエディットツールを使用する

図186. オートメーション上のエディットツールのホットスポット

 

表 92. オートメーションでエディットツールを使用する 

ホットスポット	デフォルトの動作	ダブルクリック	+Ctrl	+Shift
A	ドラッグしてノードを移動 クリックしてノードを選択	ノードをリセット	選択範囲を拡張	選択範囲を拡張
B	上下にドラッグして、選択したノードを調整
C	ドラッグしてラインセグメントを移動 ダブルクリックして新規ノードを追加		上下にドラッグして、使用可能なカーブタイプ（ファスト、カレント、スロー、ジャンプ）を順に選択。

 

 

関連項目：

ツール

スマートツール

選択ツール

移動ツール

タイミングツール

コンピングツール

分割ツール

フリーハンドツール

パターンツール

直線ツール

パターンツール

消去ツール

ミュートツール

スクラブツール

ズームツール