Cakewalk - SONAR Documentation - 再生中にSysxバンクを送信する

再生中にSysxバンクを送信する

SONARが持つ特別なメタイベントであるSysxバンクイベントを使うと、プロジェクト中でSysxバンクを送信することができます。Sysxバンクを使って、8192のSysxバンクのどれかをプロジェクト中のどの位置でも送信することができます。Sysxバンクイベントを挿入するには、イベントリストビューで、まずInsertキーを使って新しいイベントを挿入してください。次に、種類のコラムをダブルクリックしてSysxバンクに変更してください。値には、送信したいSysxバンクナンバー（0～8191）を入力します。

MIDIはシリアル方式でデータを転送します。つまり、一度に1つのデータ転送しかできないということです。従って、たとえば、速いドラムソロの最中に大量の音色データなどを転送すると、あきらかに演奏が乱れます。従って、再生を始める前にシステムエクスクルーシブメッセージの送信を完了させておくべきです。プロジェクト中のSysxバンクやSysxデータはできるだけ短くしてください。実際の長さは、お使いのコンピュータの処理速度などの要因によって異なりますが、実際には100バイト程度が限界となります。

プロジェクトの先頭でシステムエクスクルーシブデータを送信するときは、上記の方法を使用する必要はありません。代わりに、自動ボタンを使ってSysxバンクの自動をチェックしてください。自動を指定したバンクは、そのバンクの格納されたプロジェクトファイルが読み込まれるたびに、自動で送信されます。プロジェクトの途中のSysxバンクやSysxデータは、あくまでプロジェクトの途中で設定を変更する必要がある場合にのみ使用してください。

関連項目：

システムエクスクルーシブのリアルタイム録音

システムエクスクルーシブについて

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