拍子と調号の設定

初期設定の新しいプロジェクトは、4/4拍子、調号はC majorになっています。拍子や調合も自由に変更することができます。拍子、調号ともにすべてのトラックに適用されます。トラックごとに異なる拍子、調号を指定することはできません。

拍子や調号は、小節の区切りで変更することができます。プロジェクトの途中で拍子や調号を変えるときは表示 > 拍子/調号コマンドを実行して表示される拍子/調号ビューを使うか、プロジェクト > 挿入 > 拍子/調号チェンジコマンドを使用します。コントロールバーのトランスポートモジュールで、拍子の表示をクリックして行うこともできます。

オーディオだけを使う（MIDIデータを含まない）プロジェクトを作成する場合は、拍子や調号の設定を行う必要はありません。

メモ：グルーブクリップの再生ピッチは、グルーブクリップはプロジェクト > デフォルトのグルーブクリップピッチを設定で選択したピッチの値またはタイムルーラのピッチ情報によって決まります。詳細については、グルーブクリップの使い方を参照してください。

調号は、譜面ビューやイベントリストなどで、音符をどのように表示するかを決めるものです。拍子は、1小節あたりの拍数と、1拍の長さを指定します。一般的な拍子としては次のものがあります。

2/4（1小節に2拍、4分音符が1拍）

4/4（1小節に4拍、4分音符が1拍）

3/4（1小節に3拍、4分音符が1拍）

6/8（1小節に6拍、8分音符が1拍）

拍子記号の分子は1小節当たりの拍数を示し、1から99までの数字を指定することができます。分母は一拍の長さを示し、全音符から32分音符までの中から選択できます。

拍子の設定は次の機能に反映されます。

メトロノーム

現在タイムの表示方法

譜面ビューの表示

ピアノロールビューでのグリッド線の表示方法

拍子/調号の設定方法

1.	表示メニューをクリックし、拍子/調号を選択します。

2.	をクリックし、拍子/調号ダイアログを表示します。

拍子/調号ダイアログが表示されます。

図108. 拍子/調号ダイアログ

3.	小節あたりの拍数と基準音符を入力します。

4.	調号のリストから、調号を選択します。

5.	OKをクリックします。

拍子と調号をコントロールバーのトランスポートモジュールまたはプロジェクト > 挿入 > 拍子/調号チェンジで設定することもできます。