オーディオFXの反映

1つまたは複数のトラックに破壊的に（もとのデータに直接変更を加えて）オーディオFXをかけることができます。トラックに挿入したオーディオFXの設定が気に入ったら、そのエフェクトの効果をトラックのデータに反映することができます。オーディオデータをエフェクトがかかった状態に書き換えることによってコンピュータの負担が減り、より多くのトラックやエフェクトを使用できるようになります。

メモ：エフェクトの反映は取り消すことができますが、同じエフェクトを再びかけることはできません。

オーディオFXをノンリアルタイムで使用する

1.	トラックビュー、トラックインスペクタ、およびコンソールビューで、1つまたは複数のトラックに1つまたは複数のオーディオFXを追加します。

2.	トラックビューでエフェクトをかけたいトラックかクリップを選択します。

3.	プロセス > エフェクトの反映 > オーディオFXを選択します。

オーディオFXの反映ダイアログが開きます。

4.	必要であれば、実行後にFXラックからエフェクトを削除するように、トラックからエフェクトを削除を選択します。

5.	OKをクリックします。

トラックからエフェクトを削除にチェックをしない場合は、反映後もエフェクトはFXラックに残ります。

オーディオFX使用時のCPUの負荷について

お使いのコンピュータでいくつのリアルタイムエフェクトを扱えるかは、プロジェクト内のトラックの数、使用したいエフェクトの数と種類、そしてCPUの種類とスピードなどによって異なります。また、パラメーターの設定によっても変化します。