セットアップ

SONARは、サウンドカードやオンボードのサウンド機能を装備したWindows 7搭載のコンピュータにインストールすることができます。MIDIキーボードやエレキギター、マイクなどの機器を使用する場合には、適切なケーブルとコンピュータに適切な接続端子が装備されている必要があります。

メモ：SONAR X3シリーズでは、Windows x64のネイティブサポートが提供されます。

SONARのインストール方法については、インストールガイドを参照してください。

MIDIキーボードをコンピュータに接続するには、MIDIインターフェースが必要です。サウンドカードにMIDIインターフェースが内蔵されている場合もありますが、お使いの機種にMIDIインターフェースがない場合は、楽器店でいろいろな種類のインターフェースを購入できます。多くの製品は、USB経由でコンピュータに接続するものです。

専用のMIDIインターフェースや数多くの電子音楽機器を使用する場合、またはさまざまな種類の音楽ソフトウェアパッケージを使用する場合は、ハードウェアセットアップを参照してください。コンピュータに機器を接続したり、コンピュータから機器を外す場合には、必ずコンピュータをシャットダウンして機器の電源も落としてください。これは、ケーブルの抜き差しによって機器が電気的なダメージを受けるのを避けるのに有効です。

ユーザーアカウント

SONARの以前のバージョンではウィンドウズのアドミニストレーターの権限が必要でしたが、どのレベルのユーザーでもSONARをインストールして使うことができるようになりました。コンピュータ1台につきSONARのライセンスが1つあれば、複数のユーザーそれぞれのパーソナル設定でSONARを使うことができます。パーソナル設定（プリセットや初期化ファイルなど）用に新しいフォルダ構造ができるようになりました。各ユーザーアカウント専用のアプリケーションデータフォルダ（Windows VistaではApp Dataというフォルダ）ができます。新規ユーザーアカウントで最初にSONARを起動すると、そのアカウント用に新しくアプリケーションデータフォルダが作成され、C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥CakewalkフォルダのすべてのデータがC:¥Documents and Settings¥<user name>¥Application Data¥Cakewalkにある新規ユーザーアプリケーションフォルダへコピーされます。Windows Vista、Windows 7 をお使いの場合は、C:¥Progarm Data¥CakewalkおよびC:¥Users¥<user name>¥AppData¥Roaming¥Cakewalkにフォルダが作成されます。

SONARの初回インストール時には、すべてのアプリケーションデータファイルとINIファイルがシステム固有の「すべてのユーザー」のアプリケーションデータフォルダにインストールされています。

C:¥ProgramData¥Cakewalk

SONARを初めて起動すると、すべてのコンテンツファイル（トラックテンプレートやプロジェクトテンプレートなど）は、プログラムを起動する前にグローバルアプリケーションデータフォルダ（すべてのユーザー）から、ユーザーアプリケーションデータフォルダ（ユーザーアカウント）にコピーされます。

SONARパッチを元のインストールに適用しても、パッチ内の更新されたコンテンツファイルは、個人用ユーザーアプリケーションデータフォルダ内の既存のコンテンツファイルを上書きしません。ただし、個人用ユーザーデータフォルダ内の初期設定のコンテンツファイルを強制的に更新することができます。

ご注意：次の操作を行うと、すでにカスタマイズしたトラックテンプレートやプロジェクトテンプレートなどのすべてのSONARデータファイルが上書きされます。継続するかキャンセルするかを尋ねるメッセージボックスが表示されます。カスタマイズされた重要なファイルを上書きしないことが確実な場合にのみ続行してください。

初期設定のコンテンツファイルを強制的に更新および上書きするには、Ctrlキーを押しながらSONARを起動します。プログラムファイルフォルダのデータはすべてのユーザー共通です。

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