Arpeggiator

図348. MFX Arpeggiator

Arpeggiatorエフェクトを使うと、選択したノートイベントにアルペジオの効果を付けることができます。

Arpeggiatorエフェクトを設定するのに使われるパラメーターは以下のとおりです。

表 154.  

パラメーター/オプション	意味
Swing	アルペジオの音にスイング感を出します。0%で、ずれのない等間隔のアルペジオになり、プラスおよびマイナスの値に設定するとスイング感のあるアルペジオになります。スイングの詳細は、スイングを参照してください。
Rate	アルペジオの音の間隔です。
Units	ディレイの単位です。
Legato	アルペジオの各音符の長さです。10%の場合、音符を再生してすぐに切ります。99パーセントの場合、次の音符が始まる直前まで前の音符を伸ばします。
Path	アルペジオの動きを決めます。Up,Up（上昇）、Up,Down（上昇後降下）、Down,Down（降下）そしてDown,Up（降下後上昇）から選択できます。
Play Through	選択した元の音も残すか指定します。チェックした場合は元の音符も残り、チェックしない場合は元の音符は削除されて、アルペジオの音だけになります。
Output	アルペジオで再生する音の範囲です。チェックした場合は、指定範囲内でアルペジオの音が繰り返されます。チェックしなかった場合は、選択したデータの音だけでアルペジオの音が繰り返されます。
Chord	チェックされている場合、範囲内で再生された音符からコードを推測します。これによって、コード指定の欄でコードが識別され、範囲外の音符に対してアルペジオを加える際に使用されます。
Recognized Chord	Arpeggiatorで識別、再生されるコード。

Arpeggiatorの使用方法

1.	処理するデータを選択します。

2.	選択されたクリップを右クリックし、表示されたメニューからエフェクトの反映 > MIDI FX > Cakewalk FX > Arpeggiatorを選択します。

3.	エフェクトのパラメーターを設定します。

4.	OKをクリックします。

選択したデータにアルペジオの音が追加されます。