オーディオのスケール

 

メモ：この機能はSONAR Home Studioでは使用できません。

オーディオのスケールを上下にドラッグすると、トラックやバスの波形の表示サイズ（スケール）を変更することができます。クリップを部分的にズームインすれば、ビューのサイズを変えずにゼロクロスしている付近の詳細な確認や編集をすることができます。ズームアウトすることも可能です。

表示するスケールは、キーボードショートカットや、マウスで変更できます。

表示されているスケールは、トラックビューのトラック表示部とクリップ表示部の境界線に表示されます。

A：トラック表示部 B：クリップ表示部 C：オーディオのスケール

 

メモ：レーン表示されている状態では、スケールは表示されません。

スケールは以下の3種類から選ぶことができます。

%：クリップに記録できる最大振幅に対する割合を、%で表示します。

dB：トラックに記録できる最大振幅を0dBとしたときのレベルをデシベルで表示します。

表示倍率：トラックに記録できる最大振幅をトラックの縦の高さと同じにしたときに対する、表示の倍率です。

メモ：スケールは、トラックに記録されているオーディオによって表示が変わります。ステレオのオーディオが記録されているときは、スケールが2つ表示されます。モノラルのときは1つだけです。スケールはトラックに充分な表示領域あるときに表示されます。スケールが表示されていないときは、トラックの表示高さを広げてください。

スケールの変更方法

1.	スケールが表示されている部分（トラックビューのトラック表示部とクリップ表示部の境界線）で右クリックします。

メニューが表示されます。メニューでは現在のスケールにチェックが付いています。

2.	メニューからスケールの種類を選択して、OKをクリックします。

すべてのトラック/バスのスケールを変更する

以下の表を参照してください。

表 161.  

目的	操作方法
すべてのトラックを拡大表示する	Alt+↑キーを押します。 または Ctrlキーを押しながら垂直ズームインボタンをクリックします。Ctrlキーを押しながら垂直ズームインボタンにマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。
すべてのトラックを縮小表示する	Alt+↓キーを押します。 または Ctrlキーを押しながら垂直ズームアウトボタンをクリックします。Ctrlキーを押しながら垂直ズームアウトボタンにマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。
マウスを使ってすべてのトラックの表示をズームイン/ズームアウトする	Ctrlキーを押しながら垂直ズームフェーダーをドラッグします。Ctrlキーを押しながら垂直ズームフェーダーを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。
最大までズームインする	CtrlキーとShiftキーを押しながら垂直ズームインボタンをクリックします。CtrlキーとShiftキーを押しながら垂直ズームインボタンにマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。
最小までズームアウトする	CtrlキーとShiftキーを押しながら垂直ズームアウトボタンをクリックします。CtrlキーとShiftキーを押しながら垂直ズームアウトボタンにマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。

トラックのスケールを変更する

以下の表を参照してください。

表 162.  

目的	操作方法
トラックの表示をズームイン/アウトする	以下の方法があります。 Ctrl+Alt+↓またはCtrl+Alt+↑をクリックします スケールが表示されている部分を上下にドラッグします スケールが表示されている部分にマウスカーソルを合わせると、マウスカーソルが以下のように変わります。 ズームツールを選んだ状態で、Shiftキーを押しながら拡大表示する部分を囲むようにドラッグします
最小まで縮小表示する	スケールが表示されている部分をダブルクリックします

ズームイン/ズームアウトの実行を元に戻す

Alt+Zキーを押します。

特定のトラック/バスのスケールを変更する

トラックビューでスケールを変更するトラックのスケールが表示されている部分を上下にドラッグします。上にドラッグするとズームイン、下にドラッグするとズームアウトです。

スケール表示のオン/オフを切り替える

トラックビューの表示メニューをクリックし、表示をポイントして、オーディオスケールを表示を選択します。