リモートコントロールダイアログ

トラックビュー、またはコンソールビューの各コントロールを右クリックして表示されるメニューから、リモートコントロールを選択すると、リモートコントロールダイアログが表示されます。このダイアログでは、SONARのフェーダー、つまみなどの各コントロールを、MIDIコントローラを使って操作するための設定をします。

チャンネルメッセージ

チャンネルメッセージでリモートコントロールをするときに使用するイベントとMIDIチャンネルを指定します。使うことができるオプションは：

ノートオン：指定したノートナンバーのノートオンメッセージを受信するたびに、SONARのつまみ、フェーダーが交互に最大値、最小値になります。ボタン型のコントロールをリモートコントロールするときは、ノートオンでオンに、ノートオフでオフになります。

ノートオン/オフ：指定したノートナンバーのノートオンメッセージを受信するとSONARのつまみ、フェーダーが最大値に、ノートオフメッセージを受信すると最小値になります。ボタン型のコントロールをリモートコントロールするときは、ノートオンでオンに、ノートオフでオフになります。

コントローラ：このボタンを有効にしてコントローラ番号をナンバー欄に入力すると、SONARはMIDIコントローラから送出されるコントローラメッセージを待機し、コントローラメッセージの値の増減に応じて、選択されたコントロールを上下に移動します。

ピッチベンド：SONARのつまみ、フェーダーをピッチベンドでリモートコントロールするときに指定します。

RPN：つまみ、フェーダーをRPNでリモートコントロールするときに指定します。

NRPN：つまみ、フェーダーをNRPNでリモートコントロールするときに指定します。

MIDIチャンネル：リモートコントロールに使用するMIDIメッセージのMIDIチャンネルを指定します。

ラーニングボタン

MIDIコントローラがどのようなMIDIメッセージを送信するのかわからないときは、このボタンをクリックしてから、MIDIコントローラからSONARにMIDIメッセージを送信します。SONARは受信したMIDIメッセージを読み取り、リモートコントロールダイアログの各項目を自動的に設定します。

システムエクスクルーシブ（Sysx）

システムエクスクルーシブを送信できるMIDIコントローラから、SONARのつまみなどをコントロールするときに指定します。データの解釈は、以下のいずれかから選択できます。

1バイト：1バイトのデータと解釈します。

上位バイト先行：複数バイトのデータをもつシステムエクスクルーシブと解釈します。このとき、データ列は、上位バイト先行（リトルエンディアン）と解釈します。

下位バイト先行：複数バイトのデータをもつシステムエクスクルーシブと解釈します。このとき、データ列は、下位バイト先行（ビッグエンディアン）と解釈します。

開始バイト列：データに先立って送信されてくるメッセージ（F0H、各種ID、アドレス）を入力します。

終了バイト列：データのあとに送信されてくるメッセージ（F7など）を入力します。

メモ：リモートコントロールするコントローラにグループが設定されていると、同じグループのコントローラすべてがリモートコントロールされます。

操作手順：

つまみ、ボタン、フェーダーをリモートコントロールする

関連項目：

グループ機能を使用する