MIDI > インストゥルメント定義

図611. インストゥルメント定義セクション

インストゥルメント定義セクションでは、お使いのMIDI機器に応じたインストゥルメント定義を割り当てることができます。

インストゥルメント定義は、各デバイスのチャンネルごとに割り当てることができます。MIDI機器のバンク名、パッチ名、ノート名、コントローラ名などをSONARで扱うためにインストゥルメント定義を使用します。

GS対応シンセサイザーをMIDIアウトプット1に接続している場合、MIDIアウトプット1の16チャンネルすべてにGSのインストゥルメント定義を割り当てれば、GS対応シンセサイザーに合ったバンク、パッチ、ノート名、コントローラ名をSONARに表示させることができます。

チャンネル10は、通常パーカッションに使われます。たとえば、チャンネル1から9と11から16をGSのインストゥルメント定義に割り当て、チャンネル10をGS Drumsetsのインストゥルメント定義に割り当てる場合です。いくつかのMIDIアウトプットが利用可能で、それぞれに異なるMIDI機器を接続している場合、MIDIアウトプット毎にそれぞれの機器に合ったインストゥルメント定義を割り当てます。

一度すべてを設定してから、いくつかを別のインストゥルメントに割り当てるように変更することもできます。たとえば、最初にMIDIデバイスの16チャンネルすべてを選択して、それらをGSのインストゥルメント定義に割り当てます。その後、MIDIデバイスのチャンネル10を選択して、General MIDIのドラムセットのインストゥルメント定義に割り当てます。チャンネル1～9、11～16は、GSに割り当てられたまま保持されます。

また、単一のMIDIデバイスに複数の音源を接続する場合、チャンネルごとに異なるインストゥルメントに割り当てることもできます。たとえば、MIDIチャンネル1から9はシンセサイザーに、チャンネル10はドラムマシンに、そしてチャンネル11から16はGM互換のシンセサイザーに割り当てる様なケースです。この様な場合、1つのMIDIアウトプットに3つの異なるインストゥルメント定義を割り当てることになります。

インストゥルメント定義セクションには、次の設定項目があります。

デバイス/チャンネル

このリストには、使用可能なMIDIデバイスの、すべてのMIDIチャンネルが個別に表示されています。この中からインストゥルメントを割り当てる項目を選択します。CtrlやShiftキーを押しながらクリックすると、複数同時に選択することができます。

使用するインストゥルメント定義

このリストには、利用可能なインストゥルメント定義が表示されています。デバイス/チャンネルが選択されている場合は、このリストにあるインストゥルメント定義をクリックして割り当てることができます。

次の起動時にもこの設定を使用

次にSONARを起動したときも、この設定を使用します。

定義ボタン

このボタンをクリックすると、インストゥルメントと名前の定義ダイアログが表示され、インストゥルメント定義を作成することができます。

操作手順については以下のトピックを参照してください。

インストゥルメントをMIDIデバイス/チャンネルに割り当てる方法

インストゥルメントの割り当てを解除する

新しいインストゥルメント定義の作成方法

 

関連項目：

環境設定ダイアログ

MIDI > デバイスの選択

MIDI > 録音/再生

MIDI > コントロールサーフェス

MIDI > ドラムマップマネージャ（詳細表示）