ミキシングレイテンシ

SONARの編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの設定には、ミキシングレイテンシを調整するバッファサイズスライダーがあります。レイテンシを低い値にすると、多くのバッファに対して読み書きが発生するために、処理の負担が大きくなります。以下のような状況では、ミキシングレイテンシを大きな値にする必要があります。

多くのプラグインを使用していて、CPUメーターが高い値を示している状態で、ドロップアウトが多発するとき。CPUメーターが大きく振れていないにもかかわらずドロップアウトが多発するなら、レイテンシを大きめにしてみてください。

オーディオデバイスごとに、タイミング精度や必要なオーディオバッファのサイズなどは異なります。オーディオデバイスの確認ユーティリティは、自動的にコンピュータにインストールされているオーディオデバイスの種類を検出し、設定を最適化します。通常は設定を変更する必要はありません。しかし、MIDIとデジタルオーディオの同期で問題が発生した場合や、異なるサンプリングレートやビット数を使用したい場合、ミキシングレイテンシを実際に確認したい場合は、手動で設定を最適化する必要があります。

 

関連項目：

オーディオデバイスの確認ユーティリティ

CPUメーター/ディスクメーター/ドロップアウトインジケーター