ビット数と浮動小数点

SONARは、64ビットを含め主なビット数のオーディオファイルに対応しています。SONARの32ビット浮動小数点処理により、広いダイナミックレンジと、より原音に忠実なミキシングが可能です。64ビット倍精度浮動小数点でのミキシングにも対応し、さらに広いダイナミックレンジと、原音に忠実なミキシングが可能です。(編集 > 環境設定 > オーディオ > デバイスの設定コマンドを実行し、 64ビット倍精度エンジンを指定します。）SONARではインポート、エクスポート、再生、64ビットのオーディオファイルをレンダリングすることができます。

SONARでは、1つのプロジェクトで使用するオーディオファイルのビット数は、統一されている必要はありません。再生、録音、インポート、エクスポートや、バウンス、フリーズなどのオーディオ処理によって、異なるビット数を使い分けることができます。ただし、録音、再生時は、オーディオデバイスがサポートしているビット数にしなければなりません。

64ビットファイルについての注意：

これで、64ビットファイルを64ビットでインポートすることができます。

再生時には、64ビット倍精度エンジンが有効になっている場合、64ビットファイルは64ビットの分解能でストリーミングされます。

再生時には、64ビット倍精度エンジンが無効になっている場合、32ビットファイルは64ビットに変換してストリーミングされます。

64ビットはファイルのインポートダイアログでの選択の1つです。

64ビットは、編集 > 環境設定 > ファイル > オーディオデータファイルのビット数欄で、各アクション時のビット数として選択可能です。

トラックにバウンスは、レンダリングビット数が64に設定されているときには64ビットでレンダリングされます。

16/24/32/64とステレオ/モノの波形ファイルのどの組み合わせのCWBファイルでも保存や読み込みができます。

プロジェクトで使用されているクリップのビット数の確認方法

次のいずれかを実行します。

クリップを右クリックし、表示されたメニューから関連したオーディオファイルを選択し、表示されたダイアログのビット数欄で確認します。

プロジェクト > オーディオファイルコマンドを実行し、プロジェクトのファイルダイアログで確認します。

ビット数については以下のトピックも参照してください。

関連項目：

再生時のビット数

録音時のビット数

インポート時のオーディオのビット数

エクスポート時のオーディオのビット数

レンダリング時のオーディオのビット数