オリジナルのタイムスタンプに復帰

SONARのすべてのオーディオとMIDIクリップには、新しいオリジナルタイムというプロパティがあり、クリップに関連付けられたオリジナルのSMPTEタイムスタンプが保存されます。クリップのオリジナルタイムプロパティは、テンポではなく、絶対的な時間に基づくものです。これにより、クリップを自由に並べ替え、後でオリジナルタイムに戻すことができます。

SONARではインポートまたは録音の直後に自動的にオリジナルタイムプロパティが割り当てられます。SMPTEタイムスタンプを含むオーディオクリップ（Broadcast Waveファイルなど）がSONARにインポートされた場合、オリジナルタイム欄にはそのタイムスタンプが使われます。前のSONARプロジェクトを開いた場合、既存クリップには現在の時間が投入されます。

メモ：オリジナルタイムプロパティは編集することができません。クリップが新規クリップにバウンスされた場合、オリジナルタイムスタンプは新規クリップにはコピーされません。

図133. クリップインスペクタ

A：オリジナルタイムプロパティ。クリップをオリジナルタイムスタンプに戻す場合にクリックする

オリジナルのタイムスタンプに復帰する

選択されたクリップをオリジナルSMPTEタイムスタンプに復帰するには、次のいずれかを行います。

クリップを右クリックし、コンテキストメニューからタイムスタンプを初期値に戻すを選択します。

クリップインスペクタで、プロパティセクションを選択し、オリジナルタイム欄をクリックし、ポップアップメニューでオリジナルタイムスタンプに戻すを選択します。