ピアノロールビューで強化されたペンのサポート

SONARの大部分で、マウスの代わりにペンを使うことができます。

また、ピアノロールビューでは、ノートイベントや連続したコントローラデータ入力時のペンの消去機能および感圧センサーのサポートも強化されています。

ペン入力は直感的かつ自然で、正確さを求めたいときにはマルチタッチな多様性が広がります。

コントロールサーフェスやタッチスクリーンでキーボードショートカットを既に併用している場合、簡単にペンを追加でき、作業の効率が大幅に向上します。

SONARは、ペンの右クリックボタン、消去機能、圧力を感知する先端をフルサポートしています。

図12. ペンのコントロール

A： 消去　 B： 右クリックボタン  C： 先端  D： 消去ボタン

ペンは、通常、次のコントロールの任意の組み合わせをサポートします。

消去（上）： 消去するには、ペンをひっくり返して上部をイレーサーとして使います。ペンを使ってイベントを消去を参照してください。

右クリックボタン： このボタンはマウスの右クリックボタンのように機能します。ボタンを押したまま画面をタップします。ペンでコンテキストメニューを開くを参照してください。

消去ボタン： 消去ボタンを押したまま、消去したい部分に先端を移動します。ペンを使ってイベントを消去を参照してください。

先端： ペン先は、マウスをクリックするように動かします。選択したい領域に先端を移動し、画面をタップします。多くのペンは、画面に力を加えるときの圧力をサポートしています。SONARでは、ノートイベントを描画するときのベロシティやコントローラーのデータを調整することで、圧力に反応します。ペンでイベントを描くを参照してください。

メモ： キーボードショートカットは、マウスの場合と同じようにペンと連携して機能します。

ペンでイベントを描く

画面をタップしてペンを動かすだけで描くことができます。

多くのペンは、画面に力を加えるときの圧力をサポートしています。SONARでは、ノートイベントを描画するときのベロシティやコントローラーのデータを調整することで、圧力に反応します。

コントローラ表示部が閉じている場合、またはベロシティレーンを選択している場合： ペンの圧力は、描画されるノートイベントのベロシティを調整します。

連続したコントローラレーンを選択している場合： 描画されたノートイベントの間に、新しいコントローラデータが作成されます。ペンの圧力がコントローラの値を決定します。

 

ヒント：ピアノロールビューでは、オーディションピッチに対してペンを使ってピアノキーをタップします。圧力を利用してベロシティを調整します。

ペンを使ってイベントを消去

ほとんどのペンに、感圧センサーと組み合わせで使う専用の消去サイドボタン機能、またはペンを逆さまにして押すトップボタン機能が備わっています。

消去（上）： イベントを削除するには、ペンを逆さまにして上部をイレーサーとして使います。タッチしたイベントだけが削除されます。

消去ボタン + 先端： イレースボタンを押したまま、削除したいイベントの上に先端を移動します。

この特別な「タッチ」イレーサーモードは、どのグローバルツールが選択されていても、常に利用可能です。

ペン先はマウスでクリックするのと同じ機能を果たすため、スマートツール 、フリーハンドツール 、消去ツール でサポートされている他のすべての消去機能も使用できます。詳細については、 ピアノロール上のノートでスマートツールを使用する, ピアノロール上のノートでフリーハンドツールを使用する　、および ピアノロール上のノートで消去ツールを使用する を参照してください。

ペンでイベントを選択する

ペン先は、マウスをクリックするように動かします。選択するには、選択したい領域の上に先端を移動し、画面をタップします。

ペンでコンテキストメニューを開く

コンテキストメニューを開くには、ペンの右クリックボタンを押したまま、コンテキストメニューを開く画面をタップします。

 

関連項目：

消去ツール

スマートツール

選択ツール

エディットツール

移動ツール

フリーハンドツール

マルチタッチ

新機能

選択からのアドホックトラックフィルタ

トラックメニュー

コントローラレーンのスクロール

キーボードショートカット

フリーハンドツールの消去機能

トランスフォームツールのツールチップ