Cakewalk // Documentation // SONAR X3 // イベントの伸縮
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曲の一部を伸縮するには、プロセス|長さコマンドとプロセス|タイムにフィット・コマンドを使用します。プロセス|長さコマンドは、任意の範囲内のイベントの始点タイム(発音開始位置)や各音符の長さ(デュレーション)に、特定の比率を掛けて伸縮させることができます。200%を指定すると選択範囲が元の長さの2倍になり、50%を指定すると選択範囲が元の長さの半分になります。
プロセス|タイムにフィットは、選択範囲を小節:拍:ティックまたは時:分:秒:フレームで設定された特定の時間で終了するように伸縮します。イベントのタイムを変更するか、テンポマップを変更するかを選択することができます。このコマンドはプロジェクトの一部を正確な長さに合わせる際に有効です。選択範囲の始点タイムは変更されませんが、終点タイムは必要に応じた時間間隔に合わせて変更されます。
プロセス|長さコマンドを使用する場合に開始タイムと音の長さのどちらか一方だけ選ぶと別の効果が得られます。例えば、音の長さのみを元の長さの50%に変えると、スタッカート演奏の効果が得られます。
2.
メニューからプロセス|長さコマンドを選択し、長さダイアログを表示します。
長さダイアログ
3.
選択したイベントの変更する項目を、開始タイム音の長さの各チェックボックスをオンにして選択します。
4.
選択したオーディオクリップを伸縮する場合には、オーディオストレッチをオンにします。オーディオをストレッチするときは、方法を以下のオプションで指定します。ただしグルーブクリップはストレッチできません。
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タイプ:オーディオデータのタイプを指定します。単一のボイスまたはインストゥルメントであるか、グループのインストゥルメント(アンサンブルや和音)であるか、どれぐらいの時間を処理にあてるかに応じてオプションを選択します。複数のトラックを処理する場合、品質を良くするには処理時間を長くします。
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フォルマントスケーリング:指定可能な範囲は-2.000~2.000オクターブです。フォルマントスケーリングは、ピッチシフトによる声質の変化を補正します。タイムストレッチで声質が変わってしまうような場合には、この値を調整してみてください(Producer Editionのみ)。
2.
メニューからプロセス|タイムにフィットコマンドを選択し、タイムにフィット・ダイアログを表示します。
タイムにフィット・ダイアログ
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テンポマップ:テンポを変えて音符やイベントの長さを変えたくないときに選択します。たとえば、もしクリップに4分音符が含まれていて、クリップの時間が変わっても4分音符のままにしたい時に、テンポマップを選びます。テンポは変わりますが、トラックのイベントは変わりません。
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イベントタイム:テンポは変えずに音符の長さやイベント開始の時間を変えたい場合に選択します。
5.
選択したオーディオクリップを伸縮する場合は、オーディオストレッチをオンにします。オーディオをストレッチするときは、方法を以下のオプションで指定します。ただしグルーブクリップはストレッチできません。
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タイプオーディオストレッチをオンにした場合にのみ使用可):単一のボイスまたはインストゥルメントであるか、グループのインストゥルメント(アンサンブルや和音)であるか、どれぐらいの時間を処理にあてるかに応じてオプションを選択します。複数のトラックを処理する場合、品質を良くするには処理時間を長くします。
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フォルマントスケーリング:指定可能な範囲は‑2.000~2.000オクターブです。フォルマントスケーリングは、ピッチシフトによる声質の変化を補正します。タイムストレッチで声質が変わってしまうような場合には、この値を調整してみてください(Producer Editionのみ)。
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