センドアシスタント・ダイアログ

オーディオトラックまたはバスの上で右クリックし、ポップアップ・メニューからセンドの挿入｜センドアシスタントを選択します。センドアシスタント・ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、エフェクトバスを作成し、新規または既存のバスへセンドを挿入する作業を素早く簡単に行うことができます。

センドアシスタント・ダイアログには、次のオプションがあります。

バスに送る：このオプションにより、現在のプロジェクト内の既存のバスに新しいセンドを割り当てることができます。ドロップダウンリストから目的のバスを選択します。

オプションセクションは、バスに送るが選択されている間は利用できません。

新規ステレオバス：新しいステレオバスに新しいセンドを割り当てることができます。選択すると、オプションセクションを使用して、サラウンドバス名などの設定を指定できます（新規ステレオ/サラウンドバスオプションを参照）。

新規サラウンドバス：新しいサラウンドバスに新しいセンドを割り当てることができます。選択すると、オプションセクションを使用して、バス名などの設定を指定できます（新規ステレオ/サラウンドバスオプションを参照）。

新規ステレオ/サラウンドバスオプション

新規ステレオバスまたは新規サラウンドバスを選択すると、オプションセクション内で次の項目を設定できます。

バス名：新規バスの名前を指定します。この名前は、トラックビューとコンソールビューに表示されます。

パッチエフェクト：エフェクトバスを作成します。このチェックボックスをオンにしたら、エフェクトの選択をクリックして、新規バスでパッチするエフェクトプラグインを選択します。

エフェクトの選択：このボタンは、パッチエフェクトが選択されている場合にのみ使用可能です。このボタンをクリックして、新規バスに挿入するエフェクトプラグインを選択します。エフェクトが選択されている場合は、プラグイン名がボタン面に表示されます。

ポストフェーダー：ポストフェーダーを選択すると、チャンネルボリュームフェーダーの後にセンド信号が送信されます。その結果、チャンネルフェーダーを変更するとバスへのセンドレベルが変更されます。エフェクトバスを作成する場合は、ポストフェーダーを選択します。ポストフェーダーを選択すると、"ウェット"信号と"ドライ"信号間で一貫したバランスを保持しながらチャンネルフェーダーを調節できます。

プリフェーダー：プリフェーダーを選択すると、チャンネルボリュームフェーダーの前にセンド信号が送信されます。その結果、チャンネルフェーダーを変更してもバスへのセンドレベルは変更されません。プリフェーダーは、異なるアーティスト用の一意のヘッドフォンミックスなど、別個のミックスを作成する場合に好まれます。

エフェクトの表示：このオプションは、パッチエフェクトが選択されている場合にのみ使用可能です。エフェクトの表示が選択されている場合、OKをクリックしてセンドアシスタント・ダイアログボックスを閉じると、選択されたエフェクトプラグインのユーザーインターフェース（UI）が表示されます。

バスアウトプット：新規バスのアウトプットを指定します。ドロップダウンリストにすべての利用可能なアウトプット先が一覧表示されます。

 

関連項目：

既存のバスへセンドを挿入する

新しいステレオバスへセンドを挿入する

新しいサラウンドバスへセンドを挿入する

新しいエフェクトバスへセンドを挿入する

複数のトラックに同時にセンドを挿入する