入出力数 - ほとんどのコンシューマーカードには、Mic入力端子、Line入力端子、Line出力端子が1つずつあります。通常これらの入出力端子はステレオであり、左右のチャンネルが存在します。
入出力端子の形状 - コンシューマー用のカードには、通常1/8インチ(ミニフォーン)ジャックが装備されているので、1/4インチ(標準フォーン)ケーブル(ギターケーブル、パッチケーブルなど)を使用する場合には変換アダプタが必要になります。
同時録音/再生 - 旧式のサウンドカードには、同時録音/再生が行えないものもあります。これらのカードは半二重(ハーフデュプレクス)サウンドカードと呼ばれています。同時録音/再生が可能なカードは、全二重(フルデュプレクス)サウンドカードと呼ばれています。
16ビット、44100分解能 - コンシューマーカードの多くは、16ビットオーディオおよび44.1 KHzサンプリングレートのみに対応しています。これはCDと同等の音質ですが、Cakewalkソフトウェアのより高いビット数やサンプリングレートでは利用できません。
ノイズ:コンシューマーサウンドカードの多くは、コンピューターのマザーボードに標準で装備されていたり、PCI(旧式のサウンドカードであればISA)スロットに実装されます。いずれにしても、コンピューター内部のノイズの影響を受けやすく、録音・再生時にノイズが混入する場合があります。一方、USBタイプのオーディオデバイスや、ブレークアウトボックスを持ったプロフェッショナルサウンドカードでは、アナログ-デジタル(A/D)およびデジタル-アナログ(D/A)コンバータがコンピューター外部に存在するため、コンピューター内部のノイズから完全に隔離され、クリアな録音/再生が可能です。
複数の入出力 - プロフェッショナルサウンドカードの多くには、複数の入出力があります。外部のデジタルレコーダーやデジタルミキサーとケーブル1本で複数チャンネルの信号がやり取りできる特殊な入出力端子を装備するものもあります。
入出力端子の形状 - プロフェッショナルサウンドカードは、コンシューマーサウンドカードの一般的な1/8インチジャックの代わりに1/4インチ(モノラルまたはTRS)、XLRまたはRCA入出力を持ちます。カードによっては、S/PDIFやADATなどのデジタル入出力が存在します。
より高いビット数およびサンプリングレート - 新しいプロフェッショナルサウンドカードの多くでは、96 KHzまでのサンプリングレートで20、22、または24ビットの録音が可能です。
オンボードDSP - サウンドカードによっては、リバーブやディレイなどのエフェクトプロセッサを搭載したものもあります。これらを使用するとコンピューターの負荷が軽減されます。
高品質A/DおよびD/Aコンバータ(アナログ-デジタルおよびデジタル-アナログ) - 録音品質は、始めに録音した音質によって決定されます。プロフェッショナルサウンドカードには、サウンドおよびデジタルフォーマット間の変換をより高品質で行うコンポーネントが搭載されています。
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