オートメーションレーン

オートメーションレーンは、トラックやバスでオートメーションエンベロープを表示するもう1つの方法です。オートメーションエンベロープは、親トラックや親トラック下のインデント表示のレーンで表示することができます。

オートメーションレーン

A：親トラック B：オートメーションレーン

親トラックでは複数のクリップやオートメーションエンベロープを一度に表示できますが、各オートメーションレーンには1つのオートメーションエンベロープしか表示できません。オートメーションレーンによって、数多くのオートメーションエンベロープとのインターフェースを煩雑にすることなく、必要なパラメーターだけを簡単に表示することができます。

オートメーションレーンは、展開と折りたたみができます。展開すると、親トラック/バスの下にオートメーションレーンがインデントで表示されます。オートメーションレーンは、作成、非表示、削除ができます。各トラック/バスのレーン数に制限はありません。

オートメーションレーンには次のような多くの利点があります。

オートメーションデータの可視性の向上。

トラックストリップの画面の煩雑さを軽減。

必要なデータだけを表示するよう選択できる。

各オートメーションエンベロープでの操作が簡単になる。

特定のオートメーションデータのコピーや貼り付けが簡単である。

各オートメーションのパラメーターを瞬時にバイパスできる。

スライダーでオートメーションのパラメーターをコントロールできる。

トラックのオートメーションレーンを表示するには、そのトラックのオートメーションレーン・ボタン をクリックします。

オートメーションレーンの編集フィルターコントロールを使って、編集するオートメーションのパラメーターを指定します。

選択したグローバルツールは、レーンに割り当てられたオートメーションエンベロープで動作します。このツールには、ProChannel、Arpeggiator、プラグインパラメーター、MIDIコントローラ（CC）が含まれます。

各トラックやバスのオートメーションレーンは、展開と折りたたみができます。

A：展開されたオートメーションレーン B：折りたたまれたオートメーションレーン

 

メモ：クリップオートメーションはテイクレーンで実行され、オートメーションレーンでは実行されません。詳細については、テイクレーンを参照してください。

 

関連項目：

オートメーションレーンコントロール

オートメーションレーンの使用

 

関連項目：

オートメーション

オートメーションの機能

オートメーションの作成

オートメーション記録モード（ProducerおよびStudioのみ）

オートメーションタイムベース

オートメーションの再生と記録ボタン

フェーダーやつまみの動きを記録する

オートメーションエンベロープの作成、編集

トラックとバスのミュートのオートメーション

エンベロープモードとオフセットモード

MIDIコントローラをエンベロープに変換する

スナップショット

プラグインのオートメーション

外部MIDI機器からのオートメーションの記録